シンプルでありながらおしゃれで高級感が感じられるデザインが特徴のイギリスアンティーク家具。レリーフと呼ばれる浮彫や、テーブルや椅子の脚の形などに独特の特徴がありますよね。これらのデザインは王様が替わるごとに変わってきました。

たとえば、エリザベス1世の時代にはキリストが最後の晩餐で使ったという杯をかたどったブルバスや、キリストの血を意味するワインに使われるブドウの彫りが特徴。ジェームズ1世の時代は糸巻きをイメージした形、チャールズ2世の時代にはツイストレッグと呼ばれる脚をねじったデザインが生まれました。デザインによってその時代を感じられる。それもイギリスアンティーク家具の魅力なんです。