・ディフィリンゲル(外用レチノイド)
ニキビ治療薬としてもっともポピュラーで処方されやすい。
毛穴付近の柔軟性を保つことで汚れが溜まりにくくなり、ニキビ発生を抑える作用があります。
初期の白ニキビ、黒ニキビに対しても効果が期待できます。
ただし外用レチノイドは単独で炎症を緩和する作用はありません。
赤ニキビなどの腫れや発赤を伴うニキビについては抗生物質で補う必要があります。
・ベピオゲル2.5%(過酸化ベンゾイル製剤)
2015年4月に承認された新薬です。
強い殺菌作用、ピーリング効果、
乾燥促進作用を持ち、アクネ菌を強力に殺菌することが可能です。
ピーリング効果があり刺激も強いため、炎症を起こしたニキビには向きませんが、白ニキビや黒ニキビの治療には強力な効果を発揮します。
ニキビ治療の特効薬か……!?と期待を集めています。