【皮膚科でニキビは治る?】治療方法や出される薬「まとめ」

本記事では、皮膚科で行われている治療方法はどういったものか? 出される薬はどんなものか? ご紹介していきたいと思います。

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ニキビってツライですよね……。

鼻の頭に赤くて大きいのができたりしたら、メイクは乗らないし外に出て人に会うのが嫌になっちゃいます。自信を持って外に出るためにも、早々に退治したい。女子ならそう考えて当然!

そんな女性の多くは、まずドラッグストアに走るのではないでしょうか? 「まあ、たかがニキビだしね」と。

市販のニキビ治療薬も最近は充実しています。良さそうなものを購入し、塗れば数日でアッサリ完治♪……となれば万々歳なのですけどね。

いろんな市販薬や洗顔料、化粧品を買い漁り塗りまくっても、なぜか症状が一向に改善しない。いや、むしろ悪化してるんですけど!?

こんな負のスパイラルにハマってしまう方は多いのではないでしょうか?

そうなって初めて、病院に駆け込む方にお伝えしたい。「結局は皮膚科に早めに行った方が簡単に治るかもしれませんよー!」と。

面皰圧出は、専用の器具を用いて白ニキビの中の古い角質や皮脂を押し出す治療です。
セルフケア用のコメドプッシャーと原理は同じですが、皮膚をきれいに消毒し、針で穴を開けてから圧出します。

専門医による治療なので雑菌が入ったり大きなニキビ跡が残ったりする心配がなく、安全です。

ニキビの中に詰まった膿や皮脂、古い角質、産毛などを専用の器具で押し出す治療のこと。面皰圧出(めんぽうあっしゅつ)。炎症が起こる前の白ニキビに特に有効。炎症を防ぐことができ、治りも早い。痕が残りにくいのも特徴。
→保険適用で治療できます!

ニキビが炎症を起こしている場合、原因菌であるアクネ菌を一掃し、炎症を押さえます。保険適用で処方される抗生物質外用薬には、以下のようなものがあります。

・アクアチムクリーム/アクアチムローション(ニューキノロン系抗生物質)
・ダラシンTゲル、ダラシンローション(リンコマイシン系抗生物質)

ただし、炎症していないニキビには効きません。予防する力もないので、他の塗り薬と併用し、長期使用は避けるのが望ましいです。

抗生物質以外の薬

・ディフィリンゲル(外用レチノイド)

ニキビ治療薬としてもっともポピュラーで処方されやすい。

毛穴付近の柔軟性を保つことで汚れが溜まりにくくなり、ニキビ発生を抑える作用があります。

初期の白ニキビ、黒ニキビに対しても効果が期待できます。

ただし外用レチノイドは単独で炎症を緩和する作用はありません。

赤ニキビなどの腫れや発赤を伴うニキビについては抗生物質で補う必要があります。

・ベピオゲル2.5%(過酸化ベンゾイル製剤)

2015年4月に承認された新薬です。

強い殺菌作用、ピーリング効果、

乾燥促進作用を持ち、アクネ菌を強力に殺菌することが可能です。

ピーリング効果があり刺激も強いため、炎症を起こしたニキビには向きませんが、白ニキビや黒ニキビの治療には強力な効果を発揮します。

ニキビ治療の特効薬か……!?と期待を集めています。

・デュアック配合ゲル(過酸化ベンゾイル製剤+抗菌剤のクリンダマイシン)

こちらも2015年5月に承認されました。ピーリング作用とアクネ菌を殺菌する作用を持つ過酸化ベンゾイルと、抗生物質を合体させた点で画期的といわれる新薬。

かなりキツイ薬で、使いはじめはピリピリしたり強い乾燥など副作用を訴える方もいます。

しかし現在で一番新しい薬なので、従来の薬が合わない方は一度試してみる価値はあるのではないでしょうか。

・抗生物質
・抗炎症剤
・皮脂分泌抑制剤(ホルモン剤)
・ビタミン剤
・漢方薬

外用薬と併用するのが一般的。しかし、漢方薬など自分の体質にピッタリ合うものが見つかれば劇的に良くなる可能性も……!

上記外用薬&内服薬は、場合によって強い副作用をともなうおそれがあります。ご使用の際は用法用量を守り、医師の指示に従ってください。

ケミカルピーリング

酸性の薬剤を使い、古くなった角質や毛穴に詰まっている角栓老廃物などを溶かして除去する治療法です。

余分な角質を取り去ることで皮膚の新陳代謝を高め、肌のターンオーバーを促します。

出来てしまったニキビを治す効果、悪化を防ぐ効果、新たなニキビができるのを予防する三つの効果があり、エステでも人気の美容法です。

※皮膚科での治療は保険対象外ですので、施術の際は医師に相談してください。

ニキビの原因は人それぞれです。

いくら生活習慣を整え、ストレスフリーの生活を心がけてもニキビが出来てしまうときはあります。

PMSなどのホルモンの不調や、なんらかのアレルギーが原因の場合もあるのです。


「たかがニキビ」と自己流治療を繰り返して悪化してしまうより、早めに受診してニキビの原因が何かを突き止めることが一番の早道といえるでしょう。

処方される薬によって治療の成果がいつ出るかはわかりません。

すぐ完治する方もいれば、数か月かかる方もいます。

まずは医師に相談を。

自分に適した治療法を見つけ、女子の大敵ニキビとサヨナラしましょう!!

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