病院や歯医者に行く時には健康保険の適用範囲内で治療してもらえるかどうかをチェックすることが重要です。
特に歯科医では治療の内容によって保険が適用されないことも多いからです。
もちろん、治療を始める前に病院側から保険の適用内で治療をするかどうか確認されることでしょう。
歯科医の治療で注目されている無痛治療の場合はどうでしょうか。
一般に虫歯の治療では悪くなった部分をドリルで削ります。
この時に痛みを感じるため、虫歯になっても歯医者に行きたくなくなるのです。
もちろん、虫歯にならないように毎日きちんと歯磨きをしておけばいいだけのことです。
それができないために虫歯を作ってしまうのです。
子どもの虫歯と大人の虫歯は少し状況が異なります。
大人の虫歯は痛みを感じないことの方が多いのです。
知らないうちに虫歯になってしまいます。
無痛治療を考えるよりも定期的に歯科医でチェックしてもらうことの方が重要です。
予防歯科と呼ばれる分野です。
これまでの歯科医は痛くなってから行くものだと誰もが思っていました。しかし、これからは違うのです。
無痛治療について勘違いしている人がいます。
痛みを感じさせないように治療をすることも無痛治療と考えていいのですが、それよりも、その前段階での歯科のアドバイスが重要となるのです。
無痛治療を看板に掲げている歯科医のホームページをチェックしてみてください。
そこに書かれていることに納得できるなら、治療を受けるべきでしょう。
健康保険が適用されないのは歯を抜かなければならなくなった場合など限られた治療範囲です。