虫歯によって歯が茶色くなってしまった場合、どのような治療法があるのでしょうか。
これまでの虫歯治療ではドリルで削ることが一般的でした。
そのため虫歯の治療は痛いのが当然になっています。
現代の虫歯治療で注目されているのが、無痛虫歯治療です。
削らずにどのようにして虫歯治療をするのでしょうか。
普通に考える無痛治療は麻酔による治療でしょう。
麻酔をしてしまえば、後はどんなに血が出ても痛くありません。
しかし、これは無痛治療とは言いません。
ただ、歯科医の中には麻酔治療が無痛治療だと表現している場合もありますから注意が必要です。
また、無痛治療にもいろいろな種類があり、自分が選んだ歯科医がどのような治療を行うのかを確認しておくことが大切です。
その一つとしてカリソルブを使用した治療があります。
カリソルブとは次亜塩素酸ナトリウムを主成分とした薬品です。
もちろん、体に害はありません。
虫歯部分に塗ることで、虫歯を取り除くことができます。
塗布してから数分で虫歯部分が浮き上がってきます。
虫歯で歯がなくなったところを取り除き、後は詰め物をするだけです。
要するにドリルで削るところを溶かして取り除くことができます。
これが注目の無痛治療です。
この方法を採用している歯科医は少なくありません。
あなたの家の近くでも無痛治療をしているところがあるはずです。
ただ、虫歯の治療をすることは大事ですが、それよりも虫歯にならないようにすることの方がもっと大事でしょう。