まず、知っておきたいのが住宅ローンには2つの審査があるということ。
ひとつ目は、自分が欲しい物件の価格や工事請負金額がある程度決まったときに、銀行などの金融機関がおこなう「事前審査」。そして、その事前審査終了後、信用保証会社等がおこなう「本審査」があります。
まず、突破すべきは銀行による「事前審査」になりますが、このときに「申込者の収入、財産状況でその物件を購入できるのか」。また、「銀行から住宅ローンの融資を受けることが可能なのか」「どのようなペースだったら、返済が可能なのか」など、申込者の返済能力と信用力、そして返済プランなどを確認されます。
事前審査に必要なのは、自分の収入状況を証明できる書類(源泉徴収票や確定申告書、決算書など)や印鑑、健康保険証や運転免許証。また、もしも自動車ローンなど別の債務を抱えている場合は、その債務額がわかる書類が必要になります。銀行によっては事前審査で物件の書類の提出を求められる場合があります。