統合失調症とは、脳内の統合する機能が失調している状態を言います。何らかの原因で、脳を構成している神経細胞の一つのドーパミンという物質の作用が過剰となり過ぎている状態です。このドーパミンが過剰になると、幻覚や妄想が出現しやすくなる事が知られています。

統合失調症の症状発症の原因は明らかにされていません。具体的な症状としては、先にも述べたような、幻覚や妄想の他に、さらには、幻聴、落ち着きのなさ、感情の不安定さや意欲減退、閉じこもり等の様々な症状があります。