1) すぐに現金化可能な100万円の小切手と3年後に現金化可能な200万円の小切手
2) 6年後に現金化可能な100万円の小切手と9年後に現金化可能な200万円の小切手
読者はそれぞれの状況でどちらを選択するだろうか.どちらも2つの選択肢の間に3年間の時間経過があり,遅れて得られる報酬が200万円,その時に得られる報酬が100万円という構造を持っていることに注意して欲しい.双曲割引のモデルを用いると,第1の状況では,現在の100万円の小切手を選択し,第2の状況では9年後の200万円を選択するということが起こりうる
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