皮膚は、表皮・真皮・皮下組織の3層構造から成ります。表皮の一番上は角質層といい、その厚みはたったの0.02mmで約30%の水分を含んでいます。この薄い角質層は、紫外線や微生物、有害物質から身体を保護して、生命活動に必要な水分を保持するバリア機能を持っています。しかしながら、私たちの皮膚が常に正常の機能を保つことは困難であり、気候の変化や生活環境の変化、体調の変化、化粧品などの化学物質などにより表皮角質機能は低下して肌に微妙な変化が生じます。バリア機能の障害により角質層はめくれあがり、体内の潤い成分や水分も流れ出てしまい、肌がかさついたりザラザラすると感じます。これがドライスキンです。一般的には夏より冬に乾燥状態になります。