アトピー治療で使用される「リンデロン」の強力な抗炎症作用に迫る

アトピー治療でも使われ、現在、炎症を抑える最も強力な作用を持つ薬「リンデロン」。一体どんな薬なのでしょうか?

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アトピーの治療でも使われることがあるリンデロン

リンデロンには薬の強さにより、2群ベリーストロングの「リンデロン-DP」、3群ストロングの「リンデロンV」、抗菌入りの「リンデロンVG」の3種類があります。

現在、炎症を抑える最も強力な作用をもつ薬で、ほかにも多くの作用があることから、さまざまな病気や症状の治療に使われています。

炎症をおさえる作用、出血をふせぐ作用、抵抗力を高める作用、免疫を抑える作用などが効果として挙げられます。

しかし、作用が強力なため、大量に使用したり、長期間使用すると、重大な副作用を招く可能性があります。

このため、副腎皮質ホルモン剤は、ほかの薬では効果のない重症の場合に使用されるケースがほとんどです。

その場合でも、あくまでも病気の症状を一時的に抑える目的で使われます。

リンデロンによる、代表的な副作用は下記のようなものが報告されています。

下痢や吐き気、嘔吐、胃痛、胸やけ、くちの乾き、食欲不振、不眠、頭痛、めまい、筋肉痛、関節痛、むくみ、血圧上昇、にきび、多毛、脱毛など

また、重大な副作用として、うつ状態や感染症、けいれん、血栓症、白内障、精神変調などがおこる可能性もあるので注意が必要。

服用には必ず医師の指示に従って正しく使用して下さい。

ステロイド薬としての副作用にも要注意!

状態が落ち着いた時には医師の指導のもと時間をかけて「脱ステロイド」をし、リバウンド症状に悩まされない皮膚状態を作り出しましょう。

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