安い保険・高い保険

物品、サービスの値段の高い・安いには必ず理由があるように、保険料もちゃんと理由があります。高い理由、安い理由を知っていると保険を選ぶ時に役立ちます。

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安い保険、高い保険には理由がある

保険料が高い理由

高い理由・その1 保障が大きい

当たり前ですが、保険金額が大きければ、保険料も高くなります。死亡時の補償も金額が大きければそれだけ保険料も上がります。高級車につける車両保険もその金額に応じて高くなっていきますね。

高い理由・その2 保険期間が長い

これも大きな理由です。基本的には生命保険や医療保険、がん保険です。保険期間が終身という終身保険は保険料が最も高い保険です。長きに渡り保障しなくてはいけませんし、人は高齢になればなるほど保険金支払いの可能性が増えるので保険料は高くなります。

高い理由・その3 カバーする範囲が広い

一般の医療保険とがん保険を比べると一目瞭然です。保険は範囲を広げれば広げるほど保険料は高くなります。

高い理由・その4 貯蓄性が高い(保険料が戻ってくる)

これは満期保険金があるタイプと、保険期間の長い保険(終身保険など)が当てはまります。いずれも支払った保険料の総額にちかい、満期金や解約払い戻し金を受け取れるので、保険料は割高な印象を受けますが、目的を貯蓄と捕らえれば決して割高ではないことが分かるはずです。

保険料が安い理由

安い理由・その1 保障が少ない

入院の保険を見ると分かりますが、通院限度日数で60日、一日あたり5000円の入院給付金が支払われる保険を考えて見ましょう。この保険一回の入院で受け取れるのは30万円です。

この金額が低いかどうかは判断の分かれるところですが、何年間にも渡って支払う保険料の合計に対し、この金額は決して高いものではないのです。仮に保険料が月々2000円で30年間支払った場合、72万円になります。保険料が上回ってしまいます。

安い理由・その2 保険期間が短い

保険期間が短いとそれだけ短い期間だけ保障すればいいので、(保険会社からみて)支払うリスクも減ります。したがって保険会社は高額な保険料を集めなくても十分収支が合うことになります。もし保険料を比較したとき、妙に安い保険があったら要注意です。保険期間が短い場合があります。

※余談ですが保険期間が短い場合、更新が必要になります。病気でも更新できますが、年齢によって保険料が上がります。

安い理由・その3 保障内容が限定的

ある特定の事故や、病気、その他条件を限定して保険金の支払いを行う保険は、支払う事故が限定されていますから保険料も安くなります。「がん」という病気に限定したがん保険などが分かりやすい例です。

安い理由・その4 掛け捨てである

貯蓄目的が全くないために、純粋に保険料のみとなります。保険期間が長いと貯蓄性が高くなり保険料が高くなります。しかし、この貯蓄性を外してしまうと保険料はかなり抑えられるのです。保障が大きいのにやけに保険料が安いケースはまず掛け捨ての保険と見て間違いありません。

● ダイレクト系保険である

ダイレクト系損害保険というのは、主に代理店を通さずに電話やインターネット、郵送、FAXの通信手段だけで販売する損害保険会社のことです。

なぜダイレクト系損害保険の保険料が安いのかというと、代理店にかかるコスト削減や店舗維持費が不要、また、インターネットを利用して申し込みを受け付けるので人件費も大幅に削減できるので、その分保険料を安く設定できるのです。

高い保険、安い保険のまとめ

安い保険、高い保険には理由があるのです。
ただし、同等の補償内容でも保険会社によって、保険料にかなりの差があることもあります。

次がコストパフォーマンスに優れた保険会社の一覧です。

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