麻原より先に確定した死刑囚は44人いる。
オウム真理教・麻原彰晃が死刑執行されない理由
麻原の死刑執行について紙(誌)面で取り上げられることがありますが、なぜ、まだ執行されていないのか、その理由についてまとめてみました。
宗教団体オウム真理教の元代表
2006年3月27日控訴棄却され、9月15日に最高裁が特別抗告を棄却し、死刑確定。
麻原彰晃は東京拘置所に収監されている。
麻原彰晃より先に死刑判決を受けた死刑囚は44名いる。
地下鉄サリン事件など一連のオウム真理教事件で死刑が確定し、東京拘置所に収容されている松本智津夫死刑囚(57=教祖名麻原彰晃)ら13人について、法務省が昨年末、同拘置所を含めた全国7拘置所に分散して収容することを検討していたことが6日、同省関係者への取材で分かった。
昨年12月にオウム事件で起訴された全員の判決が確定。法務省は死刑執行に向けた議論を始めていた。
下の赤い部分が踏み板。
医療用ガーゼで目隠しをされた死刑囚は、踏み板上で足をゴムバンドで縛られる。
執行準備が整うと、隣のボタン室に合図される。
麻原は、12階建てのA~E棟からなる東京拘置所のうち、B棟の中層階にある「病舎」に現在も収監されている。
かつて私は東京拘置所の医務部技官でした。拘置所に勤める精神科医の仕事の7割は、刑の執行停止や待遇のいい病舎入りを狙って病気のふりをする囚人の嘘や演技を見抜くことです。なかには、自分の大便を顔や身体に塗りたくって精神病を装う者もいますが、慣れてくれば本物かどうかきっちり見分けられる。詐病か拘禁反応か、それともより深刻な精神病なのかを、鑑別、診断するのが、私の専門だったのです。
出典 加賀乙彦著『悪魔のささやき』
神科医、心理学者、そして作家として半世紀以上にわたり日本人の心を見つめてきた著者が、戦前の軍国主義、六〇年代の学園闘争、オウム真理教事件、世間を震撼させた殺人事件など数々の実例をもとに、その正体を分析。
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「麻原はおむつをしているはずなのに、彼が寝ている蒲団は毎日のように交換されていました。きっと毎日“●●●●”をしてしまっているのでしょう。今の麻原は自分で用を足せないどころか、おむつを付けていてもなお、不始末を仕出かしてしまう状態。そして汚物が付いたシミだらけの布団で寝ているのです。担当の刑務官もあまりの異様さに呆れ、“このまま執行は出来ないんじゃないか”と呟いていました」
出典 東京拘置所「衛生夫」が語った オウム首魁「麻原彰晃」闇の房 / 大道寺将司〜午後の一番風呂の“厚遇” - 来栖宥子★午後のアダージォ
「少なくともこの4~5年は誰も麻原に面会できていない。幹部が申し込んでも“本人が断わった”ということで会えないようだ。本人の意思でそうしているのか、それとも面会できる状態にないのかはわからない」
「警察は、事件がおきる相当以前からオウム教団内部の事情に精通」していたのに動かなかったのはね、オウムの黒幕が警察をもコントロールできる大物だったからですよ。
坂本事件があったのに「オウム教団への強制捜査を回避しつづけるという不可解な行動」は、全然不可解ではなくて、坂本の口を封じて、オウムの計画を継続させるのがオウムの黒幕の思惑であり、その黒幕が警察を支配していたってこと。
出典 i.gzn.jp
オウムだけではあのような事件を起こすのは難しいとも言われている。
いかに極悪人のカルト教祖であっても、拘置所や刑務所に入ったとたんに勝手に廃人になることはない。オウム真理教のバックにいた勢力について麻原に裁判で喋らせないために、薬を盛られて廃人にされたと考えるべきだと思う。死刑確実の極悪犯であるため、廃人になろうが発狂しようがマスコミや一般人は大して関心を払わないが、要は麻原に薬を盛れるだけの力を持った組織がオウムの背後にいたという証拠の一つであることは間違いない。
オウム事件は、麻原個人のマインドコントロールの結果などではなかった。オウムには、はっきりとした黒幕集団があり、さらにその後ろには、黒幕の黒幕である世界権力が控えていた。彼らは遠大な世界と極東の改造計画を進めつつあった。そういった裏事情をなんとしても隠蔽しとおしたい勢力が、麻原の口に蓋をしたのです。
食事の配膳など身の回りの世話をする衛生夫だった人の証言にも、麻原の食事に薬を混ぜていたというものがあった。
オウム事件を、精神医学面から分析しているぐるーぷと意見交換しました。麻原はくすり漬けだったようで、団体内の精神医師が、彼の正常な思考能力を奪ったようだ。これ以上言うと、恐ろしいのでやめておく 東大の精神医学の流れも問題であると認識した。
「勢力の拡大が続いたら、わしにまた危険が及ぶかもしれない」とした上で「オウムの危険性を何かにつけ説明していかなければいけない」と語る、小林よしのり。
オウム真理教によってVXガスによる暗殺計画が進められていた漫画家の小林よしのり氏(61)は「麻原(松本死刑囚)に死刑を執行してはいけない」と主張する。「キリストのような殉教者だと祭り上げられ、神格化が強まることが一番怖い」と力を込める。
Shigeru Aizawa@AiShigeru
「麻原死刑執行」は“神格化”招く恐れがある -真理のためなら人を殺してもいいという教えがあったわけですから。そもそも現実に人を殺すという実感はありませんでした。麻原に認められたい、修行として先のステージへ行きたい。そういう感覚でした。 sankei.jp.msn.com/west/west_affa…
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