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ホビー・カルチャー
機動戦士ガンダムシリーズのプラスチックモデル、通称ガンプラ。日本人男性ならば、誰しもが一度は作ってみた経験があるのではないでしょうか?近年では、ガンプラをモチーフにしたアニメ「ガンダムビルドファイターズ(トライ)」が放送されるなど、ガンプラ人気は未だ健在です。そうしたガンプラにまつわるトリビアを集めてみました。
FC2USER681706DVI さん
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最初にガンプラが発売されたのはアニメ放送終了後
出典 blogimg.goo.ne.jp
初代ガンダムの放送開始は1979年4月。放送期間は1年を予定していたものの、人気の低迷により80年1月で終了となりました。そして、ガンプラ第一号である1/144ガンダムが発売されたのが1980年7月です。打ち切り番組の関連玩具が、放送終了半年後に発売されたのは、極めて異例の出来事です。元々、ガンダムの放送時に玩具を販売していたのはクローバー社(1983年に倒産)という玩具メーカーでした。しかし、番組の最終回直前になってバンダイが版権を獲得。そのバンダイが発売したガンプラが大ヒットを飛ばす事になったのです。打ち切り番組の玩具の発売を決めたバンダイには、先見の明があったという事でしょうか。
最初にガンプラになったMSはガンダム、2番目もガンダム、3番目は量産型ムサイ
出典 www.ms-plus.com
ガンダムの母艦であるホワイトベースでもなく、仲間のガンキャノンやガンタンクでもなく、ライバルのシャア専用ザクなどでもなく、先んじてムサイがチョイスされたところに、バンダイの素晴らしい(?)センスが窺えます。なお、当時は宇宙戦艦ヤマトのプラモがヒットしていたため、その人気に便乗しようと、戦艦であるムサイが選ばれたらしいです。
エルメス…じゃない!?
出典 img15.shop-pro.jp
ララァ・スンが搭乗するモビルアーマーと言えば、ご存知エルメスです。しかし、パッケージ画像にエルメスの文字は見当たらず、ララァスン専用モビルアーマーとしか書かれていません。これは、ファッションブランドメーカーであるエルメス社と名称が被る事で、著名表示の冒用となる恐れがあるため、このような表記になっているのです。ちなみに、初版のみ普通にエルメスの名前で販売されていたとの事です。これをお持ちの方は非常に貴重ですので、是非とも大事に保管して下さい。
最も大きなサイズのガンプラは全長約1メートル
出典 www.geocities.jp
そのガンプラは、1/144 HGUCデンドロビウム。砲身先まで含めたサイズは実に1メートルにもなるという、超ビッグサイズとなっています。通常のガンプラがおよそ13cmなので、デンドロビウムが如何に巨大かがわかるでしょう。なお、定価は30240円(税込)と、こちらもかなりビッグです。
バーザムのガンプラは存在しない
出典 art64.photozou.jp
機動戦士Zガンダムの後半に登場したバーザム。名のあるパイロットも搭乗していませんし、作中でも特に目立った活躍はしていないため、確かにあまり印象に残りにくいMSではあります。しかし、これまでに何百種類ものMSがガンプラになっている中で、未だにバーザムが日の目を見ていないというのは、あまりにも不遇すぎます。ちなみに、前述のアニメ、ガンダムビルドファイターズトライ内では、バーザムがガンプラ化されていました。このように、バンダイ側もバーザムの不遇っぷりをネタにしている節があるので、今後もリアルでバーザムがガンプラ化される事は無さそうです…。
ガンプラの累計販売個数は約4億3000万個
出典 blog-imgs-43.fc2.com
期間は1980年7月から2014年3月まで。単純計算すると、日本人一人当たり3個以上のガンプラを購入している事になります。一般的な子供向け玩具は、大人になるとほとんど買われなくなるものですが、ガンプラは30代40代の大人にも熱狂的なファンが多く、そうした人気がこれだけの売上げに繋がっているのでしょう。改めて、打ち切り作品の版権を獲得したバンダイの先見の明には感服します。