20代男子 ホンネの就活!給料でみる「業界研究」!!

世間は「景気は回復基調」というけれど、私たちの暮らしにはその実感は届いていませんよね。
それは給与額にもいえることだと思います。20代の場合、最も平均年収額が高かった頃と比較すると、まだまだその水準にはほど遠い状況なのです…。
そこで、20代男子が稼げそうな職業の年収を調べてみました。

umeshiro55 さん

400 PV

20代男子の平均年収はピーク時40万円下回る水準

上のグラフが20代後半。
下は20代前半。

平成25年度は、20代前半は265万円、20代後半になると371万円

20代前半の収入は平成24年に比べ+4万円の増加、20歳代後半も+4万円の増加でした。

上のグラフをみてわかるように、景気の状況に左右されて20歳代の年収は右肩下がりの厳しい道のりをたどっています。
最新の平成25年度でも、このグラフの中で最も高い水準だった平成9年度と比べ、20代前半、20代後半ともに42万円低くなっています。
若い世代にとって景気回復の足音はまだまだ遠いのです。

そこで職探しのポイントを考えると

(1)安定志向(公務員など)
(2)高賃金の業界(金融など)
(3)一獲千金、とにかく稼げる業界(ガテン系、夜の世界)

以上の3つがポイントになります。

まずは安定志向の「公務員」からみてみましょう

火災時の消火活動、災害時には人命救助と、社会性の高いお仕事。子どもたちの憧れの職業の一つです。
公務員という待遇も、このご時勢では魅力的であったりします。

高卒採用⇒初任給は15万円ほどで、手取りは12万円ほど。
大卒採用⇒初任給は20万円ほどで、手取りは17万円ほど。
※「手取り」は税金や保険を引いたあとの手元に残る金額。
※自治体によって差があるようです。

また、これ以外にもいろいろと手当がつきます。
危険作業手当や重勤務作業手当などの
特殊勤務手当があるので、さらにプラス数万円となります。
ボーナスは夏と冬で年2回ありそれぞれ給料2か月分ほどもらえます。
年収では300万円以内というところでしょうか。

30代になるとは給与が上がり、年収300~500万円の水準になるとのことです。

医療業界も底堅く安定した業界です

看護師は女性が多く、男性看護師は極まれな存在でしたが、最近は男性看護師がどんどん増えてきています。男性看護師が働く主な職場として、精神科や救命救急センター、小児科などがあります。

そう。男性看護師はどうでしょうか?

男性看護師の年収は20代前半で374万円、20代後半では375万円。
20代では女性のほうが年収は上ですが、30代に入ると逆転して男性が伸びていく傾向があります。

では、エリートサラリーマンは20代でどのくらい稼いでいるのでしょうか?

「投信/投資顧問」の平均年収は577万円で全業界を通じて、もっとも高い。
その他にも「信託銀行」「都市銀行」「証券会社」などが全業界を通じて、高い水準の平均年収となっており、カテゴリー全体の平均を押し上げている。

20代のサラリーマンの中では金融業界の「投信/投資顧問」がトップ。
年収の577万円からボーナス(100万円と仮定)を引き月換算すると月給39万7500円となります。
なお一般的なサラリーマンは、20代前半と後半で給与額が大きく変わります。

エリートサラリーマンの世界は、入るだけで大変な努力が要りそうですね。

もっと門戸広く開けてチャンスを与えてくれる業界はないのでしょうか?
いわゆるガテン系の仕事も、割のいい短期のバイトはあっても、ひと頃のような稼げる世界ではなくなってきているようです。

そこで、夢のある業種を紹介します・・・。

年 齢:23歳
■基本給
200,000円
■手当て・歩合1 能力給:4,500,000円■手当て・歩合2 チーム賞:200,000円■手当て・歩合3 ナンバー賞:30,000円■手当て・歩合4 指名本数賞:50,000円■手当て・歩合5 皆勤賞:20,000円

そして・・・

■総 額 5,000,000円

勤続3年目の売れっ子ホストさんです。
月給500万円ですか・・。
年収では何と6000万円。
プロ野球選手やJリーガーではみたことがある数字ですね。

もちろん、これはホスト業界の平均年収ではありません。ホスト業界でものすごく稼げているトップクラスだと、20代でこのぐらいの収入があるということです。

世の中で職業はいろいろあれど、20代で一番稼げる仕事ということでは「ホスト」は最右翼の存在でしょう。
ただ、プロのスポーツ選手と同じように、ホストとして活躍できる年数は限られています。
ホスト業を引退した人は、お店を運営する会社の管理職として働いたり、貯めたお金と夜の世界で培った人脈を生かし起業する人もいます。
何か目標を持っているのであれば、チャンスを生かせる職業といえるのではないでしょうか。

職業も十人十色。人生設計は今からはじめよう

ほんの少しですが、いくつかの業界・職業の20代男子の給与・年収をあげてみました。

20代で得られる給与額は少なくても、30代、40代で増えていくというプランを選択する道も当然あります(昔のような年功序列はどの業界でも難しくなっていますが)。

もちろん、「将来、起業したい」というような野心のある方は20代から資金を貯めることができる職業に就くという選択肢もありです。

職業は、生涯の伴侶となる可能性があるので、10年後、20年後、自分がどうなっているかということを踏まえ、考えることが重要です。「人生設計」を今のうちからしておくことを強くお勧めします。

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