古書、古本、マンガや雑誌などを高価買取してほしい!札幌の古本屋による「本を高く売るコツ」

古書、古本を高価買取してほしい!札幌の古本屋による「本を高く売るコツ」

読み終えた本の処分はどうされてますか?
大手古本チェーンに持ち込みされますか?
あるいは近くの個人の古本屋さんに持ち込むでしょうか。


どうせなら少しでも高く買い取ってもらいたいですよね。

BEAVERS BOOKS さん

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読み終えた本を古本屋にお売りになったことはありますか?


「意外に高く売れたな」と思うこともあるでしょうし、
「二束三文にしかならなくて残念」と思ったことも多いのではないでしょうか。

どうして二束三文だったのか
どうして高く売れたのか

「商品によります」と言ってしまえばそれまでですが、
どうせなら少しでも高く買取してもらえるほうがいいですよね。

そこで少しコツなどをまとめてみますので、参考にしていただけたら幸いです。

■コンディションに気をつける

本の状態は出来るだけ良いほうが値段のつく可能性が高くなります。
傷まないように、ヨゴレやヤケなどを最小限にすることがコツです。
とは言え古本ですので傷んでしまったり日焼けしたりするのは仕方のないことです。

まずは基本的なことですがこちらから。


「湿度や温度差の変化の激しいところに保管しない」

「直射日光野当たる場所や喫煙場所には保管しない」

「本棚などに入れるか、積み上げる場合は平積みにする」

「帯や付属物は捨てずに本に挟んで保管する」


あとひとつ大切なのは「傷んでいる本でも捨てない」こと。
とくに古い本であるほど、希少価値のあるものもありますから、
自己判断で捨ててしまったものが、
実は価値のあるものだったというケースが意外にあるのです。

傷んでいて値段のつかない古本の処分などは、
買取する古本屋が請け負ってくれるケースも多くありますので、
捨てる前にまずは査定してもらうというのは基本ですね。


あとは売る際、ゴチャゴチャに箱に突っ込んで持っていくよりは、
しっかり揃えて持ち込むほうがしっかり査定してもらえる可能性もあります。
古本屋も人ですから、同じコンディションでも大切に扱われてるものの方が高く買取したくなるものです。

■まとめ売りをする

沢山あると買い叩かれるのでは?と不安になられる方もいるようですが、
基本的には出来るだけまとまっている方が値段はつけやすくなる傾向があります。

どうせならまとめて売るほうがいい、その理由をまとめてみます。


「出来るだけ巻数を揃えて売る」

シリーズもの、雑誌バックナンバー、続き物のコミックなどはまとめ売りがお得。
バラよりも揃っている方が、そして抜け巻が無いほど確実に高く売れるでしょう。


「作者、ジャンル、傾向をまとめて売る」

シリーズものじゃなくても高く売るコツはあります。
作者ごとにまと待っていたり、
ジャンルや傾向が揃っていると古本屋としては売りやすいため、
買取価格もベースアップしやすくなるはずです。

コレクションとして価値のあるものはもちろんですが、
そうじゃなくてもある程度の傾向でまとめて売ることをオススメします。

■お店を選ぶ

お店選びは、古本を高く売る最大のコツかもしれません。

どんな本を売りたいのか
それはお店選びをする上での鍵となります。

大手チェーンなどは別として、
古本屋はお店によってそれぞれ特色があるものです。
それは得意分野ということでもあります。


「お店の得意分野ほど高く買い取ります」

それは間違いないと思います。
ですからどんなお店なのかを知ることが、
高く買い取ってもらえるコツになると思います。


お店のホームページなどを見てみることをオススメします。
どんな本を高く買取するかなどが書かれていることでしょうし、
特色・得意分野などがわかりやすいはずです。


でも沢山のお店をいちいちチェックするのって大変ですよね。
得意分野ではない本でも高く買い取ってもらうには。


「販路のあるお店に売る」

お店によって特色はあるでしょうけれど、
いろんな販路を持っているほうが買取には強いのではないでしょうか。

ネットオークションやamazonマーケットプレイスなどの大手通販サイト。
こちらは多くの古本屋でも利用していることでしょう。
逆に言えば大手サイトの値段に影響を受けやすいとも言えます。

古書組合に加盟していることなども判断材料のひとつになるかもしれません。
自店では売りにくい本もセリに出したりすることが出来ますから。

また、店舗だけでなく催事などにも積極的なお店は、
買取もきっと幅広く行っているのではないでしょうか。

そのような判断材料でお店選びをすることも買取アップの秘訣になるかもしれません。

■査定を比較してみる

売りたい店の候補をいくつかに絞ったら、
実際に問い合わせをしてみたり、査定を依頼してみるのもいいかもしれません。

どんな本がどのくらいあるのか、
出来るだけ詳細なほうが査定はしやすいとは思いますが、
大まかでもいいのでまずは問い合わせをしてみましょう。

もちろん、古本はそれぞれの状態もまちまちですし、
前述のようにまとめ売りだと査定アップしたりなど、
それぞれの案件ごとに査定状況が異なるのも事実です。

ですが「見てみないとわからない」というお店じゃなく、
電話やメールなどで査定について説明をしてくれるかどうかもチェックポイントかもしれません。

以上のように査定を比較してみてお店を選ぶこともひとつの工夫かもしれません。

いかがでしたでしょうか。
基本的なことが多かったかもしれません。
けれど少しでも本を売る際の参考になる箇所があるといいのですが。


長い目で見ると「馴染みの古本屋を作る」のが一番かも知れませんけれどね。


これからもより良い読書ライフ、
古本蒐集趣味をますます続けて行かれることを願っております。

ありがとうございました。

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