世界の臭い食べ物ランキング

測定器“アラバスター”によってニオイを数値化(単位はAu)。臭い食べ物ランキングです。ちなみに「履いた靴下」は120Auになります。

kokaneewadokonee さん

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1位:シュールストレミング(8070 Au)

魚の塩漬けを缶詰にしたものですが、滅菌をしないため缶の中でも発酵が進むのが特徴。「生ゴミを直射日光の下に数日間放置したような」と形容されるその匂いは、くさやよりはるかに強烈とされます。

食べた後も臭いはしますのでその後の予定に注意が必要です。公共の交通機関は避けた方が無難です。
髪や手についたら洗う以外ありません。洋服についたら諦めてください。

現地の伝統的な食べ方にのっとり、小さく刻んだシュールストレミングを薄いパンの上に乗せ、さらにジャガイモ、タマネギ、トマト、バターなどと一緒にいただいた。ドキドキしながら口に含むと……あれ? タマネギ、トマトのおかげでかなり臭みが軽減され、意外にイケる。味は塩辛というかアンチョビのようで、パンにほどよい塩気がマッチ。

こんな感じで食べるのが伝統的食べ方だそう。トマトの下に、小さく刻んだシュールストレミングが

2位:ホンオ・フェ(6230 Au)

発酵させたエイの刺身で、エイならではの強烈なアンモニア臭が特徴だ。

口に入れると、鼻や喉の粘膜にムヒかハッカ油でも塗ったかのような、激烈な刺激が、口~鼻~喉~食道を襲う。もちろんその間、口の中では強烈な小便臭が爆発している。この刺激の凄まじさたるや、口の中に入れたまま深呼吸すると気絶する危険があると言われるほど。
また、アンモニアが含まれすぎているため、長く含んでいると口の内部がただれてしまう恐れもあるらしい。

「南の方の郷土料理で、そこいらへんの人しか食べないよ」と。現地人でも臭すぎて、ソウルあたりだと食べられない人も多いんだって。

3位:エピキュアーチーズ(1870Au)

熟成を缶の中で行われるニュージーランドのチーズです。酸味が強いもののコクがある独特の味を持ち、臭いはどんなチーズより強烈だそうです。ただし、箱入りのエピキュアーチーズはそんなに臭くないようなので、本物志向の方は缶入りのものを購入しましょう。

出典 nanapi

ニュージーランドで今はどこにも缶の中で熟成させるエピキュアーチーズは見つからないと思います。

4位:キビヤック(1370Au)

キビヤックは、グリーンランドのカラーリット民族やカナダのイヌイット民族、アラスカ州のエスキモー民族が作る伝統的な漬物の一種、発酵食品です。海鳥(ウミスズメ類)をアザラシの中に詰めこみ、地中に長期間埋めて作ります。

食べるときには、アパリアスの尾羽を除去した後、総排出口に口をつけて発酵して液状になった内臓をすすります。また、肉も、皮を引き裂きながらそのまま食べ、歯で頭蓋骨を割り中身の脳味噌も食するといいます。

日本を代表する冒険家である故植村直己はグリーンランドでエスキモーと共同生活を送った際、このキビヤックに出会い、その後生涯にわたって好物の一つに挙げています。

5位:くさや (1267Au)

サメの頭、魚の内臓や血液などを海水に入れて発酵させた「くさや液」に、ムロアジなど魚の開きを2時間ぐらいつけてから天日で干すという操作を繰り返して仕上げる魚の干し物。
「排泄物のにおい」です……

焼くときは確かに強烈なウンコ臭(下水+洗ってない犬+魚の生臭さ)がするものの、小皿に取り分けられてみるとそこまで気にはならない。普通の干物よりうまみが濃く、好きな人が多いのもうなずける味だった。

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