ボイストレーニングまとめ

合唱・声楽・カラオケのボイストレーニング情報をまとめています。

一般的なボイストレーニングに加えて「のどをあけない発声」「のどで歌う歌唱」「胸を使った呼吸」などの重要性についても書いています。

ボイストレーニング講座 さん

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ボイストレーニングの辞め時

声楽教師のもとでボイストレーニングを受けている人はいきなり辞めてはいけません。辞める時は数か月前からレッスンを減らしていくことが重要です。声楽教師は根に持つ傾向があるため、円満に辞めないと後々面倒なことになります。

のどを楽にすると声が浮いてしまい、響きが散った声になります。多少はのどで歌う感覚が必要であり、のどの声がよく響く個性的な歌唱につながります。
デル・モナコの声は「完成されたのど声」であると言われています。

口を大きく開ける必要はありません。口の開き方は自然にまかせるのが一番であり、意図的に大きく開くと声の響きが散ってしまい「そばなりの声」になります。また、口を大きく開けると息のスピードが遅くなり高い声が出なくなります。口はなるべく小さく開けるイメージを持つとちょうど良くなります。

のどをあける必要はない

歌うときはのどをあける必要はありません。しかし合唱では、ほとんどの場合でのどをあける指導が行われています。のどをあけると人の声は輪郭がぼやけ、合わせやすくなりますが、同時に遠くへ飛ばない「そばなりの声」になってしまいます。合唱においてのどをあける指導は最終的な微調整に行うべきでしょう。

姿勢の基礎は足の裏

よい姿勢は腰よりも足が重要です。歌うときは特に足の裏に意識を集めましょう。その際、「土踏まず」と「足の親指の付け根」に重心を置くとよい呼吸につながります。

ボイトレの基礎は姿勢と呼吸

よい声を出すためには姿勢と呼吸が大切です。
姿勢は、あごを少しひき、胸を少しはり、身長を1cm高くする感覚で立ちます。その際ひざを少しゆるめます。
呼吸は、お腹と胸と背中を拡張・収縮させます。息を吸ったときに胸郭全体を拡げる必要があるため、腹式呼吸という発想だけでは不十分といえます。

歌唱と発声は別物

歌は心ですが、発声の基礎は計算することが大切です。心を込めて発声練習をすることは、基礎の段階では非効率です。

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