Amazonキンドルで自己出版してみよう!

Kindleで自費出版をする際はMS Word形式でも書籍の投稿ができるのですが、不具合が発生する可能性も否定できません。

そこで一般的に使用されているepub形式で作成します。

matomesugi さん

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Kindleで自費出版をする際はMS Word形式でも書籍の投稿ができるのですが、不具合が発生する可能性も否定できません。

そこで一般的に使用されているepub形式で作成します。

準備が必要なのは

◆「電子書籍本体(ePubファイル)」
◆カテゴリー(最大2)
◆キーワード(最大7)
◆表紙画像(長辺最低1000ピクセル[2500ピクセル推奨]。縦横比1,6。tiffもしくはjpg)

①Sigilをインストールします。

②Sigilを起動し、メニューバーの「ツール」 – 「Metadata Editor」を選択。言語に「日本語」を選択します。

③左サイドバーに「Section0001.xhtml」というファイルが出来ているので、中央部にて「Section0001.xhtml」タブを選択して、メニューバーより「表示」 – 「コードビュー」を選択します。

④表示されたソースコードにて、以下のように記述します。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8" standalone="no"?>
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.1//EN"
"http://www.w3.org/TR/xhtml11/DTD/xhtml11.dtd">

<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="ja">
<head>

<meta content="text/css" http-equiv="content-style-type" />
<link href="../Styles/Style0001.css" rel="stylesheet" title="縦組" type="text/css" />

<title></title>
</head>
<body>

<h2>&nbsp;犬は山田</h2>

<p>sだd</p>

</body>
</html>

⑤左サイドバーより「Styles」フォルダーがあるので右クリック「空のスタイルシートを追加」を選択します。すると「Style001.css」というファイルが「Styles」フォルダ内に新規作成されます。

⑥「Style0001.css」に以下のように記述します。表示スタイルを記述するコードになります。細かいデザインを行うには後で調整していきます。

@charset "utf-8";

* {
line-height: 150%;
}

@font-face {
font-family: "ipamp";
src: url(../Fonts/ipamp.ttf);
}

body{
font-family: "ipamp";
writing-mode: vertical-rl;
line-break: normal;
-epub-writing-mode: vertical-rl;
-webkit-writing-mode: vertical-rl;
-epub-line-break: normal;
-webkit-line-break: normal;
}

p{
margin: 0;
}

h2{
margin-left:3rem;
margin-top:3rem;
}

これを追加すると「Sigil」上では縦書きにはなったかとは思いますが、表示上の文字は横に寝てしまいます。

Sigilでは適切に縦書き設定を行ってもSigil内で縦書きをうまくプレビューできません。なので見にくいのですがこのまま編集していきます

あまりにも見にくいようなら先ほど行ったCSS設定を「/* */」などでコメントアウトしていったんはずしておきましょう。

書き終わったら、「KindleGen」というAmazon公式ツールでEPUB形式のファイルをmobi形式に変換します。コマンドラインより実行します。

EPUBが置いてあるフォルダーにkindlegenの実行ファイルを置いて、そのディレクトリまで移動してから

> kindlegen (EPUBファイル名)

と入力します

このファイルをAmazon Kindleダイレクト・パブリッシングの管理画面から登録します。
電子書籍の価格や自分の銀行口座情報なども同時に入力します。
だいたい16時間ほど待つと反映されます

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