漢方が効く!漢方薬のすすめ

すぐに効かないんじゃない?と思ってる人が多い漢方薬。
病症によっては即効性のあるものもあるみたいですよ・・・

みなっちさん さん

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【漢方薬の種類】

ひとえに漢方薬と言っても、種類は多岐にわたります。
一説では、国内の製薬会社が利用しているものだけでも160種とも言われています。
症状に合わせ最適な漢方薬を利用しましょう!

自律神経失調症によるイライラに効く漢方薬

■六君子湯(りっくんしとう)
これは胃腸薬です。胃腸薬で何故イライラが解消するのかと思われるかもしれませんが、そこが漢方薬の特徴ともいえます。
不安からイライラして沈んでしまう、そんな時には良い効果が現れる場合があります。心を安定させます。

■黄連解毒湯(おうれんげどくとう)
のぼせとイライラによく効く漢方薬です。イライラして眠れない時症状のある時などに使用されることがあります。
体力が落ちていると副作用が現れやすい為、体力のある方に処方されます。

むくみに効果のある漢方薬

むくみとは、水分の摂取量と排泄量のバランスが崩れて、体内の水分とナトリウムが過剰になり、皮膚の下に余分な水分とナトリウムが溜まった状態です。漢方医学では、気(き)・血(けつ)・水(すい)がバランス良く体内をめぐってゆく事で健康が維持されると考えられています。
気は生命エネルギー、血は血液に相当するもの、水は血液以外の体液と考えていただいて差し支えありません。
むくみはこの中の「水」が何らかの原因で不調になってしまった状態だと考えられています。むくみの時に処方される漢方薬の主なものは次のとおりです。

・五苓散(ごれいさん)
・猪苓湯(ちょれいとう)
・八味地黄丸(はちみぢおうがん)
・牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)
・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
・防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)
・菌陳五苓散(いんちんごれいさん)

婦人病に処方される漢方薬

■桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
生理痛に処方される事の多い漢方薬です。月経の血の凝固を抑え子宮収縮の痛みをやわらげます。
出産の回復時や手術後のホルモンバランスを整えたりするのにも使用されます。

■小半夏加茯苓湯(しょうはんげかぶくりょうとう)
妊娠時のつわりのひどい時などに処方される漢方薬です。
つわり以外にも嘔吐のひどい時の症状改善として使用されます。

■女神散(にょしんさん)
のぼせ、めまいなどを血液の循環によって改善させる漢方薬です。
色々な効果のある生薬を配合していますから、頭痛、動悸、不眠、イライラなどの自律神経失調症の症状から更年期障害の症状まで幅広く対応しています。

内臓脂肪に効く漢方薬

■防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)
ツムラやロートが出していることで有名な漢方薬です。
本来はダイエット目的ではなく、むくみや便秘、体がのぼせるなどの症状に使われています。
体力のある方に向けた漢方薬で、日ごろのウォーキングなどの有酸素運動と平行して使う形が良いのではないでしょうか。ナイトシールと同等の効果があります。

■九味半夏湯加減方(くみはんげとうかげんぽう)
血行や、体内の水分の巡回を整えて、代謝を活発にする漢方薬です。
胃の調子をよくして、過食などによってたまった内臓脂肪を落とす手助けをします。
ブヨブヨ体型の方には高い効果があるのではないでしょうか。
改良された扁鵲(へんせき)という脂肪過多の方に向けた漢方薬も九味半夏湯加減方の仲間です。

■和漢箋(わかんせん)
ロートから出ている大人気の和漢箋にも内臓脂肪に向けたものがあります。前記した防風通聖散ではあるのですが、成分の抽出方法や効能を最大限引き出すことにロートの技術が注がれています。

上記はほんの一部です。まだまだ書ききれないほどの漢方薬が一杯あります。

漢方の副作用と注意事項

「漢方薬には副作用がない」というのは間違いです。漢方薬は様々な特長の生薬を組み合わせることによって、副作用を出しにくい仕組みになっていますが、用法・用量を守らなかったり、選んだ漢方薬がその人の体質にあっていなかった場合は強い副作用が出ることがあります。

また、漢方薬には何々と何々の成分を含むものは一緒に服用してはならないというルールが多いです。重大な副作用を引き起こすケースも考えられますので、必ず守るようにしてください。

漢方療法を行う病院を受診して用法・用量を守りましょう!

神戸で漢方療法を行う病院を探してみました

様々な病状に効果的とされる漢方薬。
使用時は必ず用法用量を守りましょう。
療法治療を行う病院に相談してみるのもいいですね。

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