実際に交通事故のむちうちで使う湿布は、
冷湿布と温湿布のどちらを使う方がいいのでしょうか?
答えは、時期によって使い分けます。
むちうちには大きく分けて3つの時期があります。
・急性期 交通事故を受けて1週間から1ヶ月
・亜急性期 交通事故から1~3ヶ月
・慢性期 交通事故から3ヶ月以上
この時期は、あくまでも目安とするもので
個人差があるのでむちうちの治療は時間の経過と症状にあわせて行われています。
交通事故を受けた直後のむちうちになったばかりの時期は、
首などの患部が熱をもったり、腫れたりしていて
筋肉などが炎症を起こしてることが多く、
炎症や痛みがあるこの直後の時期には冷湿布やアイスノンなどで
むちうちの症状が出ている患部をしっかり冷やすことがおススメです。
しかし、炎症が治まった後の時期には冷湿布は逆効果になってしまいます。
この時期に使う湿布は温湿布になります。
患部を温めることで血行を促進して、
むちうちで傷を負った筋肉などの修復を促進してくれるからです。
- 1