ミドリムシが地球を救う!?ミドリムシには未知なる可能性が沢山秘められている

ミドリムシといえば藻の一種であり、小学生の時に理科の授業などで習った覚えがあります。そのミドリムシには無限の可能性が秘められていることが分かっており、様々な研究がなされています。

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ミドリムシとは

ミドリムシ(学名:ユーグレナ)とは、名前にムシと付きますが、虫ではなく藻(も)の一種です。

名称としてミドリムシの代わりに「ユーグレナ」を用いる場合も多い。古くはユーグレムシの名称が使われたこともある

出典 wiki

このユーグレナが、栄養満点の食材として注目されはじめていて、サプリメントとして販売されているほか、クッキーやキャンディーなどのお菓子としても商品化されています。

ユーグレナは、5億年以上前に誕生したといわれています。緑色の体で、植物のように光合成を行って栄養分を体内に蓄えるだけでなく、動物のように細胞を変形させて移動することもできます。

そんなミドリムシの未知なる可能性とは

①酸素を作り出してくれる

ミドリムシは少ない栄養素で酸素を作り出すことが出来ます。

光合成は主に植物が行うはたらきで、空気中の二酸化炭素、根などから吸収した水、そして太陽からそそがれる光、というごくごくありふれた素材で、大切な「栄養素」を作り出し、さらに副産物として生物の呼吸に必要な酸素も作り出される

1 匹が 1 ヵ月間で 10 億匹に増殖する。しかも、その過程で光合成を行なうため、CO2 を固定して酸素を作り出す究極の環境問題解決微生物。

ミドリムシはスギやヒノキの約30倍の二酸化炭素吸収力がある

②59種類もの豊富な栄養素を持つ

豊富な栄養素が含有されています。

「ミドリムシ」はビタミン、ミネラル、アミノ酸をはじめ、59種類もの豊富な栄養素をもつまさに「栄養の宝庫」なのです!

人間の生活に必要な栄養素を吸収しやすい状態でバランスよく蓄え、食物繊維に似た性質を持つ独自成分「パラミロン」(β-1,3-グルカンの高分子体)を約15~25%含んでおり健康と美容を力強く応援する期待の素材として注目を集めています

野菜や海藻類の植物性と、魚や肉の動物性の、両方の栄養素を兼ね備えた食材です。

③燃料を作り出すことが出来る

ミドリムシが作り出す燃料に注目が集まっています。

ミドリムシの一種「ユーグレナ」は、バイオ燃料や栄養価の高い健康食品の原料となることが知られている

バイオ燃料は植物を原料とするが、ガソリンや天然ガスと違って原料はほぼ無尽蔵である。

ミドリムシ、クロレラ、アオコなどの微細藻類は極めて効率的に光を吸収し、バクテリア並みに成長が早い。また、細胞内には脂質が多く含まれており、一部の藻類は石油や天然ガスの主成分である炭化水素を生産する。

ミドリムシの最大の特徴は、資源が無限にあるということ

二酸化炭素、水、光さえあれば、無限大に増え続けてくれます。

植物、藻類などから作り出されるバイオ燃料は、石油などの化石燃料と違って資源が枯渇する心配が少ない。

また、化石燃料は燃焼させると新たに二酸化炭素が排出されるが、バイオ燃料は原料となる植物、藻類が成長する際に二酸化炭素を一旦固定し、燃焼時に固定化された二酸化炭素を燃料として排出するため、全体で見れば理論上二酸化炭素の排出量はプラス・マイナスゼロ

ミドリムシは、光合成によって二酸化炭素を固定して成長する時、油脂分を作り出しており、これがバイオ燃料の原料として利用可能。

これら商品を扱った「ユーグレナ」という会社がある

正式社名「株式会社ユーグレナ」。英文社名「euglena Co., Ltd.」。食料品製造業。平成17年(2005)設立。本社は東京都文京区後楽。

当社は、ミドリムシ(学名:ユーグレナ)を中心とした微細藻類に関する研究開発及び生産管理、品質管理、販売等を展開しています。

機能性食品の企画・開発・販売。微細藻類のユーグレナ(ミドリムシ)の食品用途の大量培養技術をもとに食品・化粧品の開発を行う。バイオ燃料・飼料への利用も研究。ユーグレナはミドリムシの学名。東京マザーズ上場。証券コード2931

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