【死】を題材にした絵本が意外に何度も読みたくなり注目を浴びている

【死】を題材にした絵本が意外に何度も読みたくなり注目を浴びている

イエロー@マン さん

177 PV

漫画家・松本大洋と詩人・谷川俊太郎による「死」をテーマに描かれた絵本「かないくん」が、24日に刊行された

ある日小学生のかないくんが学校を休んだことから物語は動き出す

企画監修は糸井重里、ブックデザインは祖父江慎。松本大洋の原画の「白」を再現するために特殊な印刷方法で刷られている

主人公の強い意志に涙

辛い状況をのりこえて、しあわせをしっかり身につけて、前を向いて歩いていくパワーをもらえる絵本

ある日突然パパとママを失った少女ネリーは、心に寂しさを抱えるように。でもあるとき、伯母さんの真剣な愛情に気づき、前向きに人生に向き合うようになる、というストーリー

翻訳を担当した作家の柳田邦男さんも、これまで翻訳してきた絵本の中でも最も心を揺さぶられた作品の一つだと語っている

《「悲しみは消えないけど、いま、わたしは、しあわせ」。悲観にくれるのでなく、自分が大人になったら、と明日への希望に満ちた眼差しが印象的な表紙が胸に迫ります》

だいじょうぶだよ、ゾウさん

死ぬということ。信頼ということ。友達の素晴らしさ。すべてがこの1冊に入っている。最高の感動作品

毎日仲良く暮らしていた年老いたぞうと幼いネズミ。死期を悟ったぞうが死に場所へ向かうことを受け入れられないネズミだが、成長するにしてぞうの本当の幸せを考えるように…という物語

「たのしかったよ、ありがとう」と旅立つ人がいて、「向こうの国でも幸せに」と見送る人がいる。ただ悲しみだけじゃない、暖かさを伴った絵本

おじいちゃんがおばけになったわけ

「死」がテーマなのに、なんともユニークで愛らしい絵本

ある日突然、エリックの大好きなおじいちゃんが死んでしまった。夜な夜な化けて出るおじいちゃんと、やり残した事を思い出そうと調べまわる…というお話

《帰りの電車で読んで鼻がつんとしてしまった。おじいちゃんが忘れてしまったものを見つけ、エリック少年に語りかける場面でどうしても泣いてしまう》

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