競馬ライター、構成作家 水上学の公式ブログ。
今更、この馬について長く語る必要はない。前走の敗戦については、明らかに叩き台だったことに尽きる。しかもハクサンムーンより斤量は2キロ重かった。今回は同斤量。枠も唯一の心配だった最内を免れた。他も勝負付けのついているメンバーだ。
出典 競馬ラボ
⑬ダービーフィズは、現役屈指のステイヤー種牡馬ジャングルポケット、さらに叔父が菊花賞、春天と京都長距離G1.2勝のマンハッタンカフェ。近親にはブエナビスタと、大舞台で一発やらかす血が集まっており、さらにリボーも入っていてスケール十分。近年の菊花賞に必要な、1800m~2200mでの高速レース好走経験もクリア。道悪になっても問題はない。
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秋の天皇賞といえば、母方3代以内の血統表にノーザンテーストの血を持っていることが一つのポイント。今年はトーセンジョーダン、トウケイヘイロー、ダイワファルコン。これらの中で、手あかが付いていないという意味ではトウケイヘイローに留めを差すだろう。
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ディープインパクト産駒が圧倒的に安定しているコースでもあり、また母がマキャヴェリアン×ヌレイエフという堂々たるG1配合。距離も心配ない。あまり馬場が悪くなりすぎると、去年のようにさらなる道悪巧者に差し込まれるシーンもあるだろうが、それでも上位は外さないだろう。
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②サダムパテックが軸だ。器用さはフジキセキ産駒の代表的な特徴、そしてテンシノキセキやキンシャサノキセキも出しているし、母の父方フェアリーキングからも短距離G1馬が出ている。馬自身は1800mもこなしたが、加齢と共に走りが短距離に寄って来たのも好材料。
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⑥アドマイヤラクティが最も面白い。
ハーツクライ産駒は当該コースでこその種牡馬だし、今回目されるスローペースになった場合の東京2400mでは、安定した複勝率を誇るというデータもある(2010年以降の秋開催、前半61秒0~63秒0時)。前走アルゼンチン共和国杯も、終始外を回らされながら良く伸びており、内容は勝ち馬と遜色なかった。
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血統的には当該コースで最適の種牡馬キングカメハメハ。さらに母方が良質北米ダート血統で、レッドゴッド系は母の父に入ってパワーを伝える傾向がある。57キロならまず勝ち負けになる。言葉を重ねるのも無意味だろう。
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⑬マーブルカテドラルを軸に指名したい。
阪神マイルはダイワメジャー産駒にとって得意なコース。また血統的には、このレースは母方がダート血統よりも、欧州の深い馬力系が好走し易いという傾向があるが、母父が凱旋門賞馬エリシオでこれにも該当する。
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⑪ショウナンアチーヴで勝負したい。
短距離馬だったショウナンカンプ産駒で人気を下げているが、ショウナンカンプも配合的にはマイルに問題はない。あくまで馬の気性でスプリンターであっただけとみる。また本馬の母ショウナンパントルは阪神JFを勝ち、近親バブルガムフェローは朝日杯勝ち馬。2歳の時点での完成度は高く、マイル適性もコース適性も高いはずだ。
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狙うは⑩アドマイヤラクティだ。今の時計の掛かる芝、上がりが掛かる馬場は最適だ。父は言わずと知れた、ディープインパクトをこの舞台で倒したハーツクライ。しかも母の父エリシオからは有馬2着のポップロックも出ている。
前走●●は、差し馬に不利な超スローペースを中団後ろから良く伸びて、ジェンティルドンナと0秒1差にまで迫っている。負けてなお高く評価したい。
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