船木誠勝激闘集&ハイブリッド語録

船木 誠勝(ふなき まさかつ、1969年3月13日生まれ)、職業・プロレスラー

ZZ92 さん

109 PV

「格闘技やスポーツは、まず肉体が資本で、そのあとに頭脳がついてくる。経験から、格闘技というのはそれほど頭脳というものは必要ではないと思う。なぜなら格闘技は、どちらかと言えば動物的なもので、本能に拠るところが大きいからだ」

「人にはそれぞれの人生があるから、その中でそれぞれが楽しみを見つければいいんじゃないか。(略) ただ楽しみっていうのは、自分で工夫しないと出てこないものなんだ。 ただボーッと待っていたって、毎日の時間を塗りつぶすだけで何一つ変わりやしない。だから自分から積極的にモーションを起こさないと、決して楽しくはならないと思う。 ただし忘れちゃいけないのは、その楽しみを得る代わりとして、苦しいことも待っているかもしれないということ」

「人に見られること、人を見ること。 これも、その人に与えられた宿命だと思う。(略) 俺は多分、見られるほうの星の下に生まれてきていると思うけど、見るほうも見られるほうも、お互いの存在を感じていられたらいいなと思う」

「昔は俺も、かっこいいとか、かっこ悪いとかいうことをすごく気にしていた時期があった。でも、最近は「かっこいいって何?」「かっこ悪いって何?」と思うようになったなあ。 そういうことよりも「自分であればいい」んじゃないか。自然に生きていればいいと思うようになった。かっこいいとか悪いとかは、それを見た周りの人が決めることであって、俺はただ俺であればいいんだ、と」

「人間って、本当に究極のところに立たされるまでは格好つけるもんなんだよ。 でも、あのヒクソン戦を経験したことで、俺は格好なんてどうでもよくなった。 自然に生きればいい。ただ、あるがままに」

「俺の基本は「一生一回だけの命」。 だから、どんな経験であっても知っておいたほうが得だと思うんだ。普段、他のことでは損得ということは考えないけれども、命に関しては別だ。だって命は一つしかないからね。 その代わり、もう死んでもいいと思って物事にあたること。突然変わることもあるけどね。与えられた命を有効に使うということが大切なんだ」

「ヒクソン戦の前あたりから歴史に興味が出てきたんだよね。 人間っていったいどんな生きものなんだろう。それが知りたいから。 歴史って、俺たちの先祖が歩いてきた道だよね。俺たちも何年かしたら、歴史になる。 それまでの俺は、歴史って馬鹿にしてたんだ。 死んだ人のことを今さら、何を言ってるんだって思っていた。過去を振り返るよりも、新しいことを作り上げていくほうがいいと。(略) でも今は違う。「歴史というのは自分の人生の参考にできるんだな」と思うようになった」

「生活は安定したほうがいいと思う。安定したいんだけど、安定しない方向に向かってしまうんだ(笑)。安定したほうがいいと思うけど、安定してしまうと多分壊したくなるんじゃないかな。 不安定だからこそ、泳ぐ。ほら、浮き輪で泳いでいる人たちがいるよね。浮き輪に頼って安心してるんだけど、その浮き輪を取っちゃったら溺れてしんでしまうかもしれない。だったら泳ぐために努力しなけりゃいけない。それと同じだと思うんだよ。 安定するとたぶん、怠けてしまうんだと思う。怠けちゃいけないんだよ。結論はそこだね」

「精神状態というものは、全部その人の顔に表れてしまうものだ。どういう生活をしているかで肉体も変わる。肉体が変われば顔も変わる。体重を落とせば顔も変わるし、怠けている奴はそれがそのまま顔に出て、怠けた顔になるんだ。まず、目が変わるし、肉体というものは決して嘘をつかないんだ」

「近ごろ多いフリーターというのは、おそらく目標を探したりしていろいろやっているうちに、どこか麻痺していって、知らないうちに何でも屋さんになってしまっているんじゃないかな。 いろんなところでいろんな人に会うのは大切なことだけど、それだけが人生になってしまっては、何か一つのことを成し遂げることはできない」

「俺は浮気は絶対にしない。愛があれば浮気をする必要はない」

「俺は新日本のテストを受けるときにも、100回でも行けば絶対にいつか受かると思っていた。俺だって、決して自信があったわけじゃない。 ただ夢と情熱が俺を支えていたんだ。 夢を実現させるには、どこまでも食い下がり、あきらめないことだと思う。 これしかない。そうすれば何とかなってしまうものだ。 その代わり、あきらめてしまったらもう駄目なんだ」

「何かやりたいことがあったら、もちろん必死でそれに取り組み、一つでもいいから絶対に自信が持てるものを身につけること。そして、それと同じくらい大切なことは、トコトン自分をアピールするということ。 黙って待っていたって、チャンスは巡って来ない」

「俺たちはただ、やりたいことを夢中になってやっていただけだったから」

「人生はプラスマイナスだから、苦しくてもここで頑張っておけば、あとでそれだけのものが返ってくるんだ。嫌なものをやらなきゃいけない、それも努力の一つだから」

「人間の仕事は「生きる」こと。だから俺は、与えられたこの命を燃やし尽くしたい」

「俺は「俺流」に生きている。みんな「自分流」に生きればいいんだよ。気にする必要はない。 人生には正解なんかない。一度しかない人生だから、自分にとって一番心地のいい生き方をしてほしい。 後悔のない人生、死ぬときに「ああ、いい人生を送ってきたな」と思えるような人生を歩んでほしい」

「人間はみんな、自由なんだと思う。(略)このことが、今生きている人たち、そしてこれから生まれて来る子供たちに一番伝えていきたいことだ」

「俺の理想の「男の生き方」は、基本的に働いて稼いで、自分だけの力で食っていける力を身につけていること、仕事をバリバリやって汗を流して頑張っている姿。それが俺の理想の「男の生き方」だ」

「「自由」と言うけれど、俺は自由ほど怖いものはないと思うよ」

「だけど、俺、まだね、やり残したこと、一杯あるんだよ、明日からまた生きるぞ!」

出典 VSバス・ルッテン

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