『炎上マーケティング』とは?

最近、よくあるマーケティング手法の一つです。
注目を集めたもの勝ちなのかもしれません。

FC2USER903128XLS さん

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炎上マーケティングとは

炎上を利用したマーケティング。炎マ、炎上マーケ、炎上商法などと呼称することもある。

新製品や新サービス、飲食店などを宣伝する目的で、批判や感情的な反応を呼ぶような言動をあえて行うことで注目を集め、知名度向上や売り上げ増に転換させようという商法。

ブログやTwitter、2ちゃんねるなどには批判的なコメントが殺到することで、ネットニュースなどに大々的に取り上げられ、正規の広告費をかけることなく自社の知名度やサイトアクセス数を高めることができる。

バッシングマーケティングとも呼ばれる。

炎上マーケティングの実例

炎上マーケティングの成功例としては、2010年のルーマニアのチョコレート「ROM」の事例が有名。「ROM」は、ルーマニアの国旗が印刷された歴史のある国民的なお菓子だが、売り上げが低迷していた。そこで、メーカーは、ウェブサイトなどで、パッケージをアメリカの国旗(星条旗)に変更したと告知したのだが、この変更が国民の愛国心に触れ、反感を買い、「炎上」が起こった。その後、メーカーは、すぐさまパッケージを元に戻し、国民の愛国心によって元のパッケージに戻ったと伝えた。その結果、「ROM」の売り上げは増え、この企画は、カンヌ国際広告祭の2部門でグランプリを獲得した。

明確に炎上マーケティングを表明した例は少ないが、2007年にニフティがゼロスタートコミュニケーションズと共同で開発した「ニフニフ動画」は確信犯と言える。ネーミングもサービス内容もすでに動画サービスとして知名度があった「ニコニコ動画」にそっくりなものを作り、炎上を引き起こした。

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