安田佳生の名言/格言まとめ

安田佳生の名言をまとめました。

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安田佳生氏とは

安田佳生、やすだ・よしお。日本の経営者。人材リクルーティング企業ワイキューブの創業者。大阪生まれ。オレゴン州立大学卒業後、株式会社リクルートで営業を経験。その後独立し、ワイキューブを設立。人材・営業コンサルタント事業を展開。著書の『千円札は拾うな』『採用の超プロが教えるシリーズ』はベストセラーとなった

仕事について

残業や休日出勤でカバーするのは、しんどいことのように見えますが、実は楽な方法なのです。仕事のやり方は変えないでいいのですから。

多くの人は仕事時間を減らす方法がないのではなく、目の前の仕事をこなすのに必死で、「別のやり方」を考える余裕がないだけだと思います。そういう意味では、「考える時間」をまず持つことが大切です。仕事の効率アップだけでなく、モチベーションアップにも大きく影響しますから。

モチベーションを高く維持しながら、なおかつ成長を続けていくには、自分を上手に褒めながら、一方で自己否定することも大切です。そのバランスが難しいのですが、「8割褒めて、2割否定する」がベストではないでしょうか。

なまじ自信があると、人の意見やアドバイスを素直に聞かなくなります。そういう人は、どんなにやる気があっても伸びません。実際、私が営業の仕事に対する苦手意識を払拭できたのも、人の意見を素直に受け入れるようになってからです。

モチベーションを高く維持できるかできないかは、ひとつはその人の性格でしょう。たとえば、新入社員を20人採用して、1人だけみんなと違う仕事をやらせたとします。そのとき、「私は特別な仕事をもらえた。ラッキー!」と思って頑張れる人と、「なぜ私だけがこの仕事なのか」と不安に感じる人がいます。これはもう、本人の性格の差です。

やる気を失っている人というのは「この仕事は自分にとってどんな意味を持つのか」「自分にとって仕事とは何か」といった根本的な問いに答えを出さないまま、仕事に向かっているケースが多い気がします。自分の中に答えがないから、自分でも気づかないうちに迷いが生じて、仕事に対する情熱をしぼませてしまうのです。

ビジネスで重視されるのは結果です。しかし同時にプロセスの重要性も忘れてはいけません。ひとつのことを長く、しつこく考えると、思考は深まっていきます。答えが出ても考え続ける習慣によって、プロセスの精度だけでなく、成功とみなされる確率も上がるはずです。

せっかく目標を立てても、現状とのギャップにため息を漏らし、現実逃避してしまうようでは何にもなりません。下から積み上げるのではなく、最終的な目標につながる形で、中期目標や短期目標を設定することがポイントとなります。

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