Windows/XPのサポート終了で受ける影響と今後のWindowsは??

既にサポート終了が決定しているMicrosoftのWindows/XP。企業向けには積極的にアナウンスや優遇措置が考えられているが、一般利用者向けの情報発信はと言えば疑問を抱く。私もWindows95から始まり、98・Me・2000・XP・Vistaと必要悪として買い換えてきたが、インターネットを取り巻く環境の変化で「今、ほんとうにWindowsが必要か」。こんな視点で考えてみた。

夢見る妄想おじさん さん

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これはこれで問題です。住民の個人情報を多く持つ自治体がこの意識では怖い話である。
しかし、Microsoftもどうなんだろう?と思ってしまう。きちんとライセンス使用料の請求書は送ってくるが、XPのサポート切れについての情報といえば全く無いに等しい。自らMicrosoftのホームページを見に行くしかなく、そのページを読んでも良く理解できるものではない。特に一般の私たちはもっと分からない。どうしたらいいのか分からぬままサポート切れを待つしかないのか? 自分で考えて自分でどうするか考えて判断するしかなさそうです。

この記事の自治体がどうのこうのではなく国内企業全てについて言えることで、海外が未知の攻撃(ウイルスなど)に備えているグローバルレベルに比べると日本の意識は低い。
現在における日本が受けた攻撃で重要情報の流出になった事件の多くは、既知(既に危険であることが分かっている脅威)のものばかりであり、きちんと対応して決められたことを守れば防げるようなものがほとんどです。
これをXPのサポート切れを例として言えば、サポートが切れるまでに対応することです。
もし、この対応をせずに使い続ければ100%悪意を持った第三者の被害にあうと思って下さい。「自分は大丈夫!」と思うのは大きな間違いです。既に虎視眈々とXPサポート切れ直後に狙っている組織や個人がいるとプレスでも報じられています。

Windows/XPからどうするか?
Windowsを使い続ける。脱Windowsで他のOSを使うのか。
私たち一般利用者も何を使うか?だから何が必要なのかを考えて選らぶ時だと思います。
もし、インターネットが主なら、インターネットにシームレスに繋がるLinux系OSであるAndroidが有利なのは当然です。何故ならインターネットの元祖であるシステムはUNIXで、そのUNIX系OSの一つがLinux系のOS群です。
専用OSであるWindowsやMAC OS・iosのアプリケーションをガリガリ使うなら、それは悩むことなく決められます。唯一考えることは、パソコンなのか?スマートフォンなのか?タブレットなのか?で、利用目的やライフスタイルで考えれば良いと思います。

Windows/XPの次はWindowsでないといけない時代は終わりつつあります。

今後買うのは何なのか?Windowsなのか?
それとも、Microsoftも今更ながら目指すスマートフォンかタブレットなのか?
それは、市場を見ることで良く分かります。
IDCの予測で、2015年迄のタブレットがパソコン出荷台数を上回ると発表。これについては他の予測ともほぼ同じで、数年前の伸び率予測で見れば予測の2倍以上で推移しているため、今後の家庭も含めた情報デバイス(PC・スマホ・タブレット)を選ぶ時は、何に使うのかを考えて決める必要があります。
インターネットだけなのか?パソコンソフトをガリガリ使うのか?で、大きく変わってきます。

Windowsを使うならパソコンのWindowsなのか、スマートフォンやタブレットのWindowsなのか?
スマートフォンやタブレットならWindowsなのか?Androidやiosなのか?
ますます考えることが多くなって悩ましいのですが、今後も確実に増えるのがスマートフォンやタブレットであり、そのOSシェアはWindowsではなくAndroidとiosが市場の80%を占めているのが現在です。
この市場にWindowsを展開するには、ノキアのSymbian OSも数%、これにMaicrosoftを足しても数%は変わらない。デバイスで見てもノキアは、その他(Others)に分類されている。このノキアのスマートデバイスにMaicrosoftがWindowsを実装するかどうかが、私たち一般利用者には気になる動向です。

専門部隊をかかえている企業でもWindows XP対応に困っている。
このような状況に対してMicrosoftは、企業のための支援策やサポートを手厚くする体勢と、現状を踏まえた戦略を進めているのは素晴らしい。
ただ、企業ほど知識を持っていない私たちへのサポートがないのが残念だ。
どうすればいいのか...

私たち一般利用者にとっての選択肢は、現在のWindows XPパソコンにWindows7か8にバージョンアップする。Windows7か8が入っている(インストール)パソコンに買い換える方法が一般的ですが、それぞれ悩ましい課題があります。

現在のWindows XPパソコンにWindows7か8にバージョンアップ
この方法は、Windows7か8のOSソフトを購入してバージョンアップしますが、パソコンの性能(内臓されているパーツや仕組み)などの制約が多く、それなりの知識が必要なので現実的ではありません。

Windows7か8が入っている(インストール)パソコンに買い換える方法
悩まず直ぐに使えるという観点では簡単な選択肢ですがお金がかかります。
購入費用だけでなく、XP時代に購入したソフトのバージョンアップ費用もかかるので、数多くのソフトを使っている人は負担が大きくなります。
また、Windowsも厄介で、Windows7にするかWindows8にするかが悩ましく、新しいのはWindows8ですが現在でも対応ソフトが少ない。機能や見た目が変わり過ぎて使えるまで時間がかかるなどの課題が多くあり、企業ですら買い替えを慎重に考えるほどです。
なら、Windows7にするのかと考えると、いまさら一つ古いWindowsである7を選べばサポート期間は8よりも短い。

Windowsを使い続けるなら、このようなことを考えて選ぶ必要があります。

今でもウンザリするWindowsアップデートは、WindowsやOfficeなどのバグ(欠陥)や脆弱性(第三者に侵入される欠陥や問題点)を修正するものです。
Windows XPとOffice 2003のサポートが終了すると、新たなWindowsアップデート(修正プログラム)の提供が無くなるので、インターネット上の外部から侵入されてパソコンの中のデータを抜き取られる。知らないうちに自分のパソコンから企業などのコンピューターを攻撃(踏み台)した加害者になる可能性があります。このような実害を受ける日がサポート終了とともにおとずれます。

これはXP利用者にとっては重大なことです。
企業は手厚くMicrosoftの情報提供や支援が考じられていますが、私のような一般市民には買い換えろと言わんばかりの情報ばかりなので、一般市民だから考えられることを紹介します。一般市民は買い手、「何を買うか選ぶ」のは私たちです。

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