仮想通貨詐欺の手法(事例あり)まとめ

仮想通貨詐欺についてまとめました。
皆さん、詐欺師の甘い言葉にはお気を付けください。

FC2USER950945MTD さん

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ポンジスキーム

新規投資者の資金で既存投資者に配当を支払い、実態のない運用を装う。

「仮想通貨投資で月利30%」「元本保証の高配当」などと謳い、実態のない投資案件に資金を投入させる手口です。初期段階では実際に配当金が支払われることもありますが、これは新規投資家から集めた資金を回しているだけのポンジ・スキームであることが多いです。
やがて運営者は集めた資金を持ち逃げし、投資家は全額を失うことになります。

偽ICO・IEO詐欺

新規仮想通貨プロジェクトを装い、資金を集めて持ち逃げ。

バリューコインの事例では、プレスリリースを利用。
有名人を用いたり、大きな団体になりすまし、パーティーを催したりするのは仮想通貨詐欺以外の詐欺(ネットワーク系)などでもよくある手口。
ニューフリーメーソン、プレスリリース掲載の協力会社は早々に倒産させ、投資家から集めた資金を持ち逃げした。
現在も日本國新洪門總會義恊會の本多利也などが仮想通貨詐欺ほか、オンラインカジノ勧誘、マネーロンダリングを行っているという情報があるので注意が必要だ。

【偽物注意!】都市伝説チャンネルに仮面をして出演する自称・ホンメンマスター・本多利也氏

フィッシング詐欺

偽サイトやメールでウォレット情報を盗む手口。

フィッシング詐欺は、偽のメールやウェブサイトを通じてユーザーのログイン情報や個人情報を盗み出す手法です。仮想通貨の世界では、これによりウォレットのアクセス情報が盗まれ、大量の資産が失われることがあります。フィッシングは、リンクや添付ファイルを介して細工されたメッセージを送り、使用者をだまして情報を渡させるのが一般的です。

そこから、キーロガーやランサムウェアなどのマルウェアがデバイスに侵入した、あなたの大切な仮想通貨を管理しているオンラインウォレット情報が抜き取られたり、アカウントが乗っ取られたりしてしまう可能性があります。

手を出すと危険な詐欺コインの見分け方

仮想通貨詐欺では顔出しで堂々と行うのが通常です。
ただし、本名を出さなかったり、ビジネスネームであることも多いので注意です。

1.暗号資産の取引所から購入できない
2.最低購入金額が高い
3.価格保証や買取保証がある
4.セミナーで勧誘される
5.代理店から買わされる
6.著名人(著名な団体)の名前を使って宣伝している

インターネットでしっかりと調べることも忘れずに

インターネットなどでその仮想通貨詐欺の中心となった団体を調査すると、ほかの詐欺、犯罪について判明することもあります。

World Hongmen Associationとの関連: 新洪門に関連する団体として、Wan Kuok-Koi(尹国駒、別名:Broken Tooth)が設立した「World Hongmen Association」が挙げられます。この団体は、2013年にマカオで設立され、「愛国」や「1911年革命の文化継承」を掲げつつ、実際にはカジノや仮想通貨関連の事業を展開。米国政府は2020年にこの団体をマグニツキー法に基づく制裁対象とし、ギャング活動の正当化や詐欺に関与していると指摘しています()。



具体的な詐欺の手口: Wan Kuok-Koiは、カンボジアで「HB cryptocurrency」を立ち上げ、海外の華僑を「団結させる」として仮想通貨投資を推奨。しかし、これが詐欺的スキーム(例:ポンジスキーム)の一部であると疑われています。また、パラオやミャンマーでオンラインカジノや経済特区を設立し、不正なオンラインギャンブルやマネーロンダリングに関与したとして、複数の逮捕者が出ています()。

Nicky Liow Soon Heeとの関係: World Hongmen Associationの副会長であるNicky Liowは、中国の詐欺師Zhang Jianの弟子で、Wuxing Coinという仮想通貨ポンジスキームに関与。マカオの犯罪組織やオンラインカジノを通じた投資詐欺にも関わったとして、2021年に逮捕されました()

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