【トリビアまとめ】「青年よ大志を抱け」で有名なクラーク博士はサギで訴えられたことがある

昔懐かしの「トリビアの泉」を再検証!

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当時の放送より

クラーク博士といえば明治時代に現在の北海道大学が創設された際に、アメリカから招かれ日本の教育に多大な貢献をした人物である。

そんなクラーク博士に詳しい北海道大学の名誉教授である高久先生はこう語る。

Q.クラーク博士はサギで訴えられたことがある?

1877年北海道大学での任期を終え「青年よ大志を抱け」の言葉を遺しアメリカに帰国したクラークは、地元でも自分の理想とする大学創設を目指した。

しかし、必要な資金を集めることができず挫折。生活費にも事欠くようになってしまった。

そんな時に友人にそそのかされて、実業家の世界へ。「うまくやるから。俺がやるから大丈夫。」などと、出資者を募って会社を設立し、7つの鉱山を買収。一発逆転を狙った。しかし1年半後、あっという間に経営不振で倒産。

そしてこの時、出資者や親戚からサギで訴訟を起こされてしまったのだった。

結局、有罪にはならなかったものの信用は完全に失われ精魂尽き果てたクラークは帰国からわずか9年後の1886年、心臓病でひっそりとその生涯を終えたのである。享年59年であった。

ちなみに

「『青年よ大志を抱け』という言葉を残していったと考えられていますが、真実かどうかは疑わしい。」

【補足トリビア】
①クラーク博士は1826年7月31日、米マサチューセッツ州生まれ。大学時代は全米の優等生の一人に選ばれるほど優秀で社交的で誰からも好かれる人物だった。
②1876年7月に札幌農学校の初代教頭として招かれ、農学とキリスト教を教えたが、わずか8ヶ月で帰国。帰国後クラーク・ボスウェル社を設立し鉱山経営へ乗り出すが、1年半で倒産。負債額は現在の179万ドル(約2億円)にのぼった。

【高橋語録】
赤坂あたりではきちんと指名しないとサギみたいな人が出てきます。

再検証しました

銀鉱山会社を営みます。最初は順調でしたが、知人の横領によって次第に経営が悪化し倒産します。加えて、叔父からは破産をめぐる訴訟を起こされ敗訴しています。

お金にまつわる問題が多かったことから、人々から「詐欺師」と言われてしまいました。

少年よ大志を抱けのクラーク博士も詐欺で捕まってるし歴史上の偉人意外とやらかしてんな.

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