ニキビの治療方法。早く治すにはどうすればいい?

ニキビの治療方法をはじめ、早く治す方法までを解説します。

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にきびは、皮膚の慢性炎症性疾患に位置付けられています。
 普通のにきびでは、熱が出たり、寝込んでしまったりすることはありません。しかし、思春期の数年間にわたり症状が続き、悪化させると治すことのできない痕(あと)が残ることがあります。

ニキビの原因は?

にきびは、皮脂(皮膚のあぶら)の分泌が多いことと毛穴の先が詰まることで、毛穴の中に皮脂がたまることで始まります。この状態が面皰(めんぽう)です。面皰の中は、皮脂が豊富で酸素が少なくアクネ菌(Cutibacterium acnes(旧称Propionibacterium acnes))が増えやすい環境にあります。アクネ菌はどんな毛穴にもいる常在菌ですが、数が増えると炎症を起こして赤いぶつぶつしたにきびや膿がたまったにきびを引き起こします。強い炎症を生じて、毛穴の周りの皮膚に障害を与えると、ケロイド状に盛り上がったり凹んだりして瘢痕(はんこん)を残します。

思春期ニキビと大人ニキビの違い

大人になってもにきびの症状が続いたり、大人になって初めてにきびができる人もいます。このようなにきびが「大人のにきび」で、医学用語では思春期後痤瘡(ししゅんきござそう)といいます。
 大人のにきびの発症メカニズムは思春期のにきびと同じですが、女性に多く、悪化因子としてストレスや睡眠不足、生活の不規則、不適切なスキンケアなどが見られます。

ニキビの治療方法

日本皮膚科学会が策定したにきび治療のガイドラインでは、アダパレン、過酸化ベンゾイル、アダパレンと過酸化ベンゾイルの配合薬、抗生物質の一つであるクリンダマイシンと過酸化ベンゾイルの配合薬、抗生物質の飲み薬・塗り薬を強く推奨しています。

ニキビの外用薬・内服薬などを処方してもらうには、皮膚科への受診が一般的でしたが近年はオンライン診療でも処方してもらえます。オンライン診療を利用することで、わざわざ通院する手間が省けるほか、比較的遅い時間帯でも受診できます。

ニキビ対策化粧品に効果あるの?

化粧品や医薬部外品には、にきびを予防したりできにくくする作用はあるものもありますが、にきびの治療薬ではありません。

ニキビ跡はレーザー治療がおすすめ?

フラクショナルCO2レーザー
直径約0.12mmのとても小さな穴をお肌の表面に無数に開けることで、お肌が穴を埋めようと細胞分裂が活発になり、凸凹の目立つにきび跡をなめらかに改善します。
シルファームX
最新マイクロニードルRFを使用した美肌治療です。
微細な針で真皮層に直接RF波を送り、肝斑・赤ら顔・毛穴・ニキビ跡を改善に導きます。特に、今まで肝斑のために肌質改善系のレーザーが受けられなかった方にもご案内ができる、肝斑治療の切り札ともいえる機械です。

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