【トリビアまとめ】「超ド級」の「ド」は戦艦ドレッドノート号の「ド」からきている

昔懐かしの「トリビアの泉」を再検証!

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当時の放送より

日本語の語源に詳しい日本大学の佐藤教授はこう語る。

Q.「超ド級」の「ド」は戦艦ドレッドノート号の「ド」?

こちらが戦艦ドレッドノート号である。

それまでの戦艦は全長130m・排水量1万5000トンが平均だったのに対し、ドレッドノート号は全長150m・排水量1万7000トンと、それまでの常識では考えられない規模の戦艦であった。

佐藤教授
「日本でもそれに相当するような船を作りまして、それにドレッドノート号の『ド』を取りまして」

「それで『ド級艦』という風な名称を与え、それからもっとケタ違いの軍艦に対しては『超ド級艦』といいました。」

「ケタ違いに大きいことを『超ド級』というようになりました。」

【補足トリビア】
①ドレッドノート号が作られた1906年当時は世界各国が軍艦の建造に力を入れていた時代で、その後ドレッドノート号を凌ぐケタ違いの軍艦が次々と作られ、それらの戦艦を「超ド級戦艦」と呼んだ。

再検証しました

超ド級の「ド」は、1906年にイギリス海軍が建造した大型戦艦「ドレッドノート(dreadnought)」の頭文字「ド」で、日本では「弩」の字が当てられ「弩級艦」と表記された。

英語「dreadnought(ドレッドノート)」は、「怖いものなし」を意味する。

この中の「ド」とは、1900年代初頭に就役したイギリス海軍の戦艦「ドレッドノート」の略であり、このドレッドノートは非常に大規模かつ従来の戦艦の概念を打ち破る性能を持ったとして有名で、それを超えるほどのものを"超ドレッドノート級"と呼んでいたものを現在では略して"超ド級"として、上記の意味で用いるようになった。

この「ド」は1906年に建造されたイギリスの戦艦「ドレッドノート」に由来し、ドレッドノートと同等のクラスを「ド級」、それ以上の戦力、能力を有する戦艦を「超ド級」と呼んだ。

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