借金が返せないときの救済制度とは?

日本に解決できない借金問題はない

FC2USER084192SOV さん

9 PV

借金が返せないときは、借金救済制度を活用しよう

こんな状態の方は、要注意↓↓

・毎月の返済が厳しい
・利息分しか返せていない
・何年も払い続けているのに借金やリボ払いが終わらない
・借金を延滞している
・貸金業者や弁護士事務所から督促が届く
・返済のための借金を繰り返している(自転車操業)

借金を返せないでいると、最終的には差し押さえられる

借金を返済できないでいると、最終的には預金や給与の一部を差し押さえられます。

貸金業者は「強制執行」といって、あなたの財産を換金してお金を回収しようとします。

裁判所から「支払督促」や「訴状」が届いたのにスルーしていると、最短1か月程度で財産を差し押さえられてしまう可能性があります。

財産を差し押さえられると、ブラックリストに載ったり、クレジットカードが使えなくなったり、裁判所の職員が家に来たり、会社に借金のことがバレる可能性があります。

そうなる前に、借金救済制度で借金問題を解決しましょう。

借金救済制度=債務整理のこと

借金救済制度とは、債務整理のことです。

債務整理は、借金返済の負担から脱出し、人生をやり直すために国が認めている3種類の手続きです。

1.任意整理
2.自己破産
3.個人再生

 
債務整理をするとブラックリストに載って一定期間お金が借りられなくなる、カードが使えなくなるといったデメリットがあります。

しかし、借金を2~3か月返せないでいるとブラックリストに登録されます。

ブラックリストを恐れて手続きをしないでいるより、債務整理をして早く借金問題を解決したほうがいいです。

任意整理ってなに?

任意整理は、債務整理手続きの中でも最も多くの人が利用している手続きです。

弁護士や司法書士に手続きをすると、あなたに代わって貸金業者と交渉してくれます。

自分で交渉しても、なかなか希望通りに返済計画を立て直すことはできません。

専門家が交渉すると、毎月の返済額を減らせます。

また任意整理の手続きが終わったあとは、利息を払わないで済むようになります。

毎月の返済分を利息の支払いではなく、すべて元本の返済に回せるようになるので、3~5年程度払えば完済できるようになります。

任意整理とは、貸金業者と交渉し、利息や遅延損害金をカットして、36~60回(3~5年)程度の長期分割払いで完済できるように返済計画を立て直す(和解案を通す)手続きです。

今ある借金を3~5年ぐらいの分割払いで支払えるなら、任意整理で借金問題を解決できる可能性があります。

自己破産ってなに?

自己破産は、裁判所を通して手続きをすることで借金をチャラにできる手続きです。

収入がない人、借金の金額が大きすぎてどうしても返済できない人向けの最終手段で、債務整理手続きの中でいちばんデメリットも大きいです。

たとえば、車や家など高価な財産は精算されますし、100万円を超える現金は処分されます。

破産申立てを受け、裁判所が免責を認めると、それまでの債務はすべてなくなる。裁判所は、ギャンブルや浪費などで多額の借金をした場合その他の免責不許可事由がなければ免責を許可する。また、不許可事由がある場合でも、破産者が生活を立て直し、まじめに取り組んでいる場合などには裁判官の裁量で免責が許可される場合もあり、実際、申し立てをした人の90%以上が許可されている。

「自己破産すると人生おしまい」みたいなイメージがあるかもしれませんが、99万円以下の現金や必要な家財道具など生活必需品は持っていられます。

2022年の自己破産件数は、7万件を超えています。

毎年多くの方が、自己破産によって生活を再建できているのです。

個人再生ってなに?

債務整理には、任意整理や自己破産のほかに「個人再生」という手続きもあります。

任意整理では、利息を払い過ぎていない限り今ある借金を減らすことはできませんが、個人再生なら今ある借金を大幅に減らすことができます。

個人再生手続とは,借金などの返済ができなくなった人が,全債権者に対する返済総額を少なくし,その少なくなった後の金額を原則3年間で分割して返済する再生計画を立て,債権者の意見を聞いたうえで裁判所が認めれば,その計画どおりの返済をすることによって,残りの債務(養育費・税金など一部の債務を除く)などが免除されるという手続です。

裁判所を通して減額してもらった借金を3年かけて完済します。

たとえば、借金の額が100~500万円以下の場合、100万円支払えばよくなります。
500~1000万円以下の場合、借金を5分の1に減らせる可能性があります。

また、個人再生には「住宅ローン特則」があり、住宅ローンを除いて手続きすることで(住宅ローンを払い続ければ)、マイホームを残せます。

弁護士や司法書士に相談すれば、あなたに合う債務整理がわかる

過払い金があれば、借金がゼロになるかも!

  • 1
  • 2