幼児食は、離乳食を卒業した頃から食べさせる食事のことです。離乳食完了期が12ヶ月~18ヶ月ですので、それ以降の5歳~6歳までの食事が幼児食となります。
この頃の子どもは、まだ歯があまり生えていないために噛む力が弱く、消化機能も未熟です。噛みつぶしやすく消化しやすい食事を選ぶ時期となります。
また、それぞれの子どもによっても、噛む力や食べる量なども異なってきます。どんな食事を与えたらいいのかを悩む親も多数です。離乳食から移行する大切な時期のため、子どもの食べ方を観察しながら移行していくことが大事な幼児食と言えます。
幼児食といっても、いきなり大人と同じものが食べられるわけではありません。それでは離乳食と幼児食の違いとはどのようなものでしょう。まず大きな違いは、離乳食の間は主な栄養源が母乳やミルクであるのに対して、幼児食は食事自体が主な栄養源になるということ。また、子どもの成長は親にとっては驚くほど速いもの。そのため、子どもの身体の中では多くの栄養素が必要とされます。幼児食ではカルシウムや鉄、食物繊維といった、身体づくりの成分が不足しないように心がけましょう。
まず目安となるのが1日3回の食事リズムに慣れているかどうかです。ただし、子どもの胃や腸はまだまだ●●●な状態なので、三度の食事で食べきれない分はおにぎりやおやつなどで補いましょう。
出典 https://www.designlearn.co.jp/youjisyoku/youjisyoku-article12/
食べ物をすりつぶすような噛み方ができるようになったということは、奥歯が十分に発達してきた証です。そうなると、幼児食を与えてもきちんと食べることができます。
子どもはある時期になると、食べさせられることを嫌がる、自分で食べようするなどの行動が現れます。この行動は子どもが成長している証しとして、幼児食に切り替えの時期を示しています。
与えられる食事だけでなく、牛乳やミルクなどの水分をコップから飲めるようになるということは、手と口の協応動作が整ってきた証拠です。もしそうなっていれば、スプーンなどを使って自分で食事をとることができます。
幼児食をスタートするときには、これらすべてに当てはまらなければならないというわけではありません。子どもによって成長の速度には大きな差があるため、だいたい5歳頃までに始めるのをひとつの目安として考えましょう。
弾力のある食材は、子どものあごの力を付けさせるのにおすすめの食材です。しかし、歯が生えそろっていない時期に与えてしまうと、噛みきれずそのまま丸飲みしてしまう恐れがあります。
幼児食で気を付けたい弾力のある食材を、見ていきましょう。
このような食材を与えるときは、細かく刻んだり長時間煮込むなどの工夫が必要です。イカに関しては、重大なアレルギーの原因食品の27品目に含まれているので、慎重に与えるようにしてください。
幼児食になると、食事によってはママとパパのお皿から取り分けができるようになります。家族と同じものが食べられることに、子どもは喜びを感じ、食事に興味を持つようになるかもしれません。
また2歳頃までは「自分で食べたい!」という気持ちがあっても、まだ上手に食べることができません。食事がイヤにならないように、タイミングを見計らいながら「ママも手伝うね」などと声掛けをしてサポートしていきましょう。
子どもとの食事は、楽しい雰囲気作りが大切です。時間がとれるときは、なるべく家族そろって食卓を囲み、コミュニケーションを深めていきたいですね。
今や安くておいしい食事を届けてくれるフードサービスを利用する人も増えてきました。
一般的に冷凍宅配の幼児食とは、離乳食の時期が終わった子ども向けの食事で、主に冷凍食材や冷凍食品を届けてくれるフードサービス全般を指します。
冷凍宅配の幼児食は基本的に冷凍食品中心なので、電子レンジで温めるだけで、すぐにおいしい料理が食べられます。
食材が届いたら冷蔵庫の冷凍室に入れておけば長期間保存が効くので便利です。あとは、必要な時に必要な食品を出して温めれば、栄養やおいしさが失われることもなく、安心して食べられます。
冷凍宅配の幼児食では、1歳や2歳の小さな子ども向けに、健やかな成長を願い、栄養面やおいしさにこだわったメニューが豊富です。
基本的に子ども向けに調理された食品なので、刺激の強い食べ物やアレルギーの原因となる食材が使われていないので、安心して食べられるでしょう。
子どもの体質や好みに合わせて献立が工夫されていているので、毎日安心して食べ続けることができます。
子どもが小さい頃には、一緒に買い物につれていくだけでも大変で、疲れることもあるでしょう。冷凍宅配の幼児食を利用すれば、定期的に食材や食事を届けてもらえるので、子どものためにメニューを考える必要もなく、面倒な買い物の手間も省けて便利です。
冷凍宅配の幼児食のフードサービスを利用することによって、メニューを考えたり料理の手間が省ける反面、デメリットもいくつかあります。便利だからといって、依存しすぎないように注意しましょう。
冷凍宅配弁当や冷凍幼児食はクール便で送られてきますが、発送元から離れた地域だと送料が高くなる場合があります。
一方で全国一律の送料にしているサービスもあります。
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