エアコンが冷えない!どうすればいい?

FC2USER599800CBV さん

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エアコンが冷えない!

エアコンが全然冷えない…という経験はありませんか。

そんなときは「まさか故障!?」と焦ってしまいますが、実はちょっとしたことで効きがよくなる場合もあるんです。

エアコンは空気を取り入れて内部で循環させ、冷やした空気を室内へ送り返す仕組みになっています。ファンやフィルターにホコリなどの汚れが付着しているとそれが障害物となり、スムーズに空気を送り出せなくなってしまいます。そのため、エアコンのフィルターや内部が汚れていると室内が冷えにくくなる可能性があるのです。

エアコンが室内の空気を冷やすためには、室内機と室外機をつなぐ配管内部に充満している冷媒ガスという物質が正常に働かなければなりません。

部品トラブルなどによって冷媒ガスが漏れていると、エアコンは作動していても冷却効果を得られなくなってしまいます。「送風口から出てくる風が冷たくない」「そもそも風が出てこない」「運転を始めてもすぐに停止してしまう」などの場合は、冷媒ガスが漏れている可能性があります。

コンプレッサーや各種部品にトラブルが起こり、エアコンの稼働に支障をきたしているケースもあります。

コンプレッサーは、冷媒を温めて温度をコントロールする役割を担っており、「エアコンの心臓」とも言われます。そのため、コンプレッサーが不調だと冷房運転に支障が出ることがあります。

基本的にコンプレッサーや各種部品の故障に関しては、自分で対処することは難しいため、メーカーサポートや専門業者に点検・修理を依頼しましょう。

通常、エアコンには適切な部屋の広さが畳数で設定されています。8畳用・10畳用といった具合です。エアコンの機能よりも部屋が広い場合に、エアコンが効きづくなります。

また、住宅構造が木造なのか鉄筋なのかによっても、エアコンの効き具合は変わります。通常は木造住宅の方が空気が外に逃げやすいため、鉄筋住宅よりもエアコンの効きが悪くなる傾向にあります。

室内の大きさに応じた適切な能力数のエアコンであっても、外部の熱を取込みやすい環境の室内では、エアコンの効きが悪い場合があります。

窓にカーテンをしていない部屋やサンルームなどでは直射日光が降り注いできます。日光の熱は室内の温度を上昇させます。このような状況では、エアコンがどれだけ一生懸命に働いても、室内を冷やしたすことはできません。効きが悪いエアコンだと判断されてしまうのです。

日光の熱を室内に入れない簡単な方法は、カーテンやブラインドを閉めることです。また、窓ガラスに、遮熱効果のあるフィルムなどを貼る方法もあります。そして、室内の外部から日光の熱を室内に入れない方法としては、すだれを窓の外に立てかけたり、植物の「緑のカーテン」をつくる方法があります。

室内の温度を上昇させるものは日光の熱だけではありません。建物が持つ熱が問題となることがあります。たとえば、屋上階に部屋がある場合や、屋上の直下に部屋がある場合などです。屋上は日光の熱を受けやすいので、夏場ではたいへんな高温となります。屋上階に部屋や屋上の直下に部屋はたいへんな高温になるおそれがあります。このような状況では、エアコンの効きは極端にわるくなります。

エアコンが冷えない原因として、これまでご紹介してきたように汚れの蓄積や部品の不調などが考えられますが、中には寿命が原因でエアコンが冷えなくなっている場合もあります。

修理はどこに頼む?

エアコンを自分で購入した場合、購入した家電量販店やホームセンターなどに修理を依頼できることがあります。

ただ、エアコンを販売するのみで修理は別の業者に依頼するケースもあるので、事前の確認が必要です。

修理が別業者になる場合、シーズンによっては修理完了まで時間がかかることがあります。

エアコンをどこで購入したかに関わらず、エアコンメーカーで修理ができるケースがあります。

ほとんどのメーカーでは自社製品の修理を行っていますが、その場合は問い合わせ先や料金など事前に確認しておくようにしましょう。

地域の電気店や家電量販店と提携している電気工事会社でもエアコンの修理を行うことがあります。

エアコンの取り付け・取り外し・修理などを専門に行っているところだと、さまざまなメーカーに対応している可能性があります。

ただ、修理にあたり純正の部品が必要になった場合は、部品を取り寄せる時間がかかることがあることや、業者によっては対応するメーカーが異なるケースがあるのでその点には注意が必要です。

エアコンの設置場所が賃貸住宅の場合は、管理会社や大家さんに連絡することが必要です。賃貸住宅では、既存の家電や設備などを勝手に新調することはNGなので注意してくださいね。

エアコンの修理が必要な場合は、管理会社や大家さんが修理を依頼するようになり、修理代金の自己負担がないケースがほとんどです。

業者選びのポイント

エアコン修理を依頼する際は、その業者にエアコン修理の実績や経験があるか、修理するエアコンのメーカーに対応しているかが重要です。

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