娘娘(にゃんにゃん)とは中華圏で用いられる尊称。
女神や皇后などの最上級の女性に対して使われる。
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「『にゃんにゃん』という神様は、仏教や儒教と並んで、中国で古くから信仰されている道教の女神のことです。道教のお寺には色々な『にゃんにゃん』が祀られています。」
山本晋也さん
「山本晋也の、にゃんにゃんレポートー」
山本さん
「写真を撮りたいと思います。本当にこれが、にゃんにゃん写真。」
【補足トリビア】
①中国語で「娘」を意味する「にゃん」を重ねて「にゃんにゃん」と呼ぶが、これは中国で古くから信仰されている道教の女神の名前である。10世紀頃の宮廷で皇后など高い身分の女性を指していたのが、現在では道教の世界で女神一般を指す呼び名となっている。
②子宝の女神である「送子娘娘」、安産の女神である「催生娘娘」、眼の病気を治す「眼光娘娘」など。主に出産と育児にかかわる女神が多く、女性に厚く信仰されている。
中国には「娘娘祭(ニャンニャンまつり)」という風習もあって、太平洋戦争時には、満州を占領していた日本人も数多く参加していました。ちなみに、この場合の「娘娘(ニャンニャン)」は、女神様のコト。土着の女神信仰のお祭りだったようです。
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