トイレがつまった!対処法は?

FC2USER599800CBV さん

26 PV

トイレがつまった!

「トイレがつまって流れない」「トイレが詰まったけどどうしたらいいの」など、急なトイレつまりで困っていませんか?

1日に複数回使うトイレ。だからこそ、一度トイレが詰まってしまうと、用を足す場所がなくなってしまうことから大変不便になります。

もちろん、家に複数トイレがある場合にはすぐに緊急で対処する必要はありませんが、1つしかない場合にはすぐに対処する必要があります。

つまりが発生する原因とは?

水の流れが悪くなるトラブルの原因として、①便器の排水口などがつまっている②タンクの不具合の2つが考えられます。まずタンクの中を確認してみましょう。

タンクの中に節水用品など異物が入っていると、水の流れが悪くなる原因になるので取り除きます。タンク内の水面が水位線より低い場合は水量不足です。
タンクの取扱説明書に従って、水量を調整してください。

水位線まで水があればタンク内の水量が原因ではなく、トイレがつまっているために水の流れが悪くなっていると考えられます。

イレの水を流した後に、水位が上がってくる、水が多く溜まってしまうという状況の場合、便器の排水口や排水管がつまっている可能性が高いので注意が必要です。
しばらくすると、水が引いてくることもありますが、つまりやすくなっている状態だと考えられるので、点検や修理など早めに対処しましょう。

このとき、トイレつまりを解消しようとして何度も水を流し続けないようにしてください。
排水口や排水管がつまっている場合は、行き場を失った水が便器内に溜まっていき、溢れ出してしまう可能性もあります。

尿の中のカルシウムは便器に付着した後、水分が蒸発することによる尿石として固形化します。
そして尿石は次々に蓄積され、大きく硬くなってつまりの原因となるのです。

特に水が溜まっていない男性用小便器では、水分の蒸発が促されて尿石によるつまりが生じやすくなります。
ただトイレ掃除をすれば尿石はできにくくなるので、トイレ掃除を怠ることも原因のひとつです。

残飯はトイレットペーパーのように水に溶けるものではありません。
そのため大きめに切った食材を流すと、つまりの原因となります。

しかし細かく切った食材であっても、少しずつ排水管に流されれば蓄積されます。
細かな食材が排水管の奥に溜まって、あるときにつまりを発生させることもあるため残飯は流さないようにしましょう。

やってはいけないこと!

「便器に熱湯を流すとつまりが取れる」と、インターネットやメディアなどで紹介されているのを見たことがある人もいるでしょう。この方法は、トイレットペーパーが高い温度のお湯で溶けるという性質から考えられたものです。強力な薬剤の匂いや害が気になる人にとっては、熱湯を用意するだけでつまっている状態が解消されるなら試してみたくなるかもしれません。しかし、便器に熱湯を流すのは危険です。

便器は陶器でできているので高熱に弱く、熱湯を流すと便器にヒビが入る恐れがあります。ヒビが入るとそこから水漏れが起こるので、そのまま便器を使い続けることはできません。ヒビ割れた場合、便器ごと交換することになるので費用もかなりかかります。専門業者に修理を依頼したほうが安く済むケースがあるので、つまりを取るために熱湯を流すのはやめましょう。

なかなかつまった状態が解消されないと、便器を外してつまっているものを取り除こうと考えてしまう人もいるかもしれません。しかし、トイレづまりを解消するために自分で便器を外すと、取り返しのつかないことになる可能性があります。トイレの取り外しは手間と時間がかかるうえに、必ずしも自分で解消できるとは限りません。反対に、外したことで元に戻せなくなったり、壊してしまったりする場合もあるのです。

また、便器を外すと、便器内の汚れが床や体につくこともあります。トイレ中に汚れや悪臭が広がってしまうと掃除も大変です。なにより、衛生的にもよくないので、便器を外してつまりを取る方法はおすすめしません。便器を外さないと解消できないような場合には、専門業者に相談するようにしましょう。

つまっている状態を解消するためにやってはいけないのが、酢と重曹を入れる方法です。キッチンの排水口などの掃除方法によく使われています。しかし、この方法をつまった便器に使用してしまうと、とんでもない事態を引き起こしてしまうことがあるのです。一般的に、酢と重曹を混ぜると炭酸ガスが発生して、そのガスが汚れを落としてくれます。

この炭酸ガスはトイレットペーパーのつまりや尿石づまりに効果があるといわれています。しかし、つまったトイレにむやみに酢や重曹を入れると、炭酸ガスで水があふれ出してしまうことがあるのです。

キッチンの排水口はガスや水の出口があるので、水や炭酸ガスがあふれることはないでしょう。しかし、つまっているトイレには水や炭酸ガスの行き場がありません。よって、トイレ内を汚してしまう場合があるのです。

また、酢と重曹を使う方法の難しいところは、使用する量の調節です。多すぎると水があふれ出してしまい、反対に少なすぎると効果がありません。つまり具合もケースによって異なるため、使用量の基準もなく、自分の感覚で行うしかないのです。

業者に頼もう!

トイレなど水回りトラブルは知識と技術のない素人が対処すると、かえってトラブルが拡大してしまう恐れがあるので、専門の業者に依頼するのが最善策です。

優良な業者選びの基本は、水道局指定業者かどうか見極めることが肝心です。

トイレのつまりをはじめとする水回りトラブルを解消するには、業者の公式サイトを閲覧して「水道局指定」に関する表示の有無について入念にチェックしておく必要があります。

水道局指定業者のことを正式には指定給水装置工事事業者と言います。

各自治体の水道事業者より正式に認可を受けた業者のみが「水道局の指定工事店」として認められることになります。

  • 1
  • 2
PR