イタチは、ネコ目イタチ科イタチ属に分類されている哺乳類動物です。
日本に生息しているイタチは、在来種の「ニホンイタチ」と外来種の「チョウセンイタチ」の2種類とされています。
近年西日本の市街地で見られるのはほとんどがチョウセンイタチと報告され、問題視されています。
イタチの体長は30cm〜40cm程度で、胴長短足です。
愛らしい見た目とは裏腹に、イタチの性格は攻撃的で、動きは機敏ですばしこく、3cmの隙間があればすり抜けることができます。また、泳ぎや木登りが得意で垂直の壁を登ることも可能です。
繁殖期は4〜5月で、6〜8月は子育てのため一定の巣穴で生活をします。
イタチは非常に臭覚が発達した動物のため、ニオイに敏感です。
そこでイタチの嫌がるニオイを発するものを、イタチの巣と思われる場所の周辺に置きましょう。
イタチが嫌がるニオイを発するものには、以下のようなものがあります。
<家にあるもので、イタチが嫌がるニオイを発する液体>
お酢
漂白剤(カルキ)
木酢液
クレゾール石鹸液
要らない布やティッシュペーパーに液体をしみ込ませて使うといいでしょう。
効果が短いので数日おきにニオイをつける必要がありますが、家にあるもので簡単に対策できるのがメリットです。
液体なので、スプレーボトルに入れておいて、布などに吹き付けると交換する手間が省けますね。
他にもダニやゴキブリ用の燻煙剤、蚊取り線香も一定の効果が見込めます。
ただし、液体での対策と同じく効果が短いので、定期的に焚く必要があるので、ちょっと面倒ですね。
屋根裏だと、火を使うのも気になるところなので、注意して使ってください。
夜行性で暗所を好むイタチは強い光をとても苦手とします。そして、強い光を当てられたイタチは、人間に見つかったと危険を感じて逃げ出すという性質があります。
そのため、イタチを見つけたら光を当てるなど、イタチの追い出し方法としては強い光を当てることはとても有効であると言えます。
また、イタチを寄せ付けない方法としては、不要になったCDをぶら下げたり、イルミネーションなどのキラキラ光るライトを家の周りに巻き付けたりする方法がとても効果的なのでおすすめです。
こういったイタチの性質、習性を活かして対策していくことがとても大切だということがわかると思います。しっかりとイタチの習性を把握するようにしましょう。
イタチは屋根裏などに巣を作って住み着いている場合もあります。その場合、巣に近づくと襲ってくる危険性があります。なので、なにか物音がして確認をする際も、ライトなどを持って確認するとそういった危険も回避することができます。
イタチの嫌がる超音波を発生させるのも方法の1つです。イタチは人間よりも高い周波数を聞き取れる動物。人間には影響がないため安心して使えます。
超音波を使って追い出す場合は、基本的には専門の機器を購入して使います。電池式で有効距離が約10mという広範囲のものもあり、置くだけですぐに利用可能。同じく家屋に棲みつきやすいハクビシンやネズミなども撃退できます。約4,000円~7,000円で通販などで手に入りますよ。「イタチにも有効」と記載されている商品を使うのがおすすめです。
近所に突然イタチが出没して1日も早く駆除したいけれど、どのように対処すれば良いのかお困りではありませんか?
イタチを駆除するのは残念ながら素人では対応が難しく、専門の業者に依頼した方が安全安心です。
イタチ業者に依頼する前に、必ず見積もりを提示してもらうことが重要です。
無料で見積もりを出してもらえることを確認した上で、複数の業者で見積もり依頼しておくと良いでしょう。
料金は業者ごとに違いがありますが、相見積もりを出してもらうことで費用相場が明確になってきます。
見積もりの内訳をできるだけ詳しく書いてもらいましょう。
業者によっては、1坪ごとの単価が決められている場合もあれば、基本料金が設定されている場合もあります。業者ごとの料金体系と価格の違い、サービス内容を比較しましょう。
イタチの駆除作業がひと通り終わったらそれで完結というわけではありません。
イタチの駆除作業の完了後、保証やアフターサービスについて確認しておくことが重要です。
業者によっては「施工完了日から最長5年間保証」といった形で、アフターサービスに対応しているところもあります。また、定期的に点検や調査に来てもらえる場合もあります。
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