名古屋はひつまぶしや手羽先、味噌カツなど全国でも有数のご当地グルメがある食の宝庫。
名古屋は、「なごやめし」という言葉があるほど特徴的な食文化で有名なグルメ激戦区。その独特の味に魅了された人は数知らず!
まずは名古屋グルメの代表格とも言える「ひつまぶし」。名前の由来の通り、細かく切ったうなぎとご飯を大きなおひつでまぜて(まぶして)食べる料理です。
ひつまぶしの成り立ちは諸説あり、昔、大きなおひつで大人数向けに「うなぎ丼」を提供していたところ、うなぎだけ食べてご飯を残す人が多かったことから、「うなぎを細かく切ってご飯に混ぜてしまおう!」と考えたのが始まりだとも言われています。
明治に創業して以来、140年続くひつまぶし発祥の店として有名なのが「あつた蓬莱軒」です。秘伝のタレを100年もの間継ぎ足し、良質なうなぎを熟練の技で焼くことで美味しいひつまぶしを提供しています。
外はサクッと炭火で焼かれており、なかはふわっと柔らかい。薬味や茶漬けなど3種類ある食べ方をそれぞれ楽しめるため、ボリュームがあっても最後まで飽きずに食べられるのが魅力でしょう。
店内は外観のイメージと同じ和風テイストな料亭の趣に、座席から見える庭園も心を落ち着かせます。座席・内装は全体的に和の食事処といった風情があります。店員も品性を感じさせる落ち着いた雰囲気があるでしょう。
エビの天ぷらを具にしてしまった天むすは、具がてっぺんから飛び出したひと口サイズのおにぎりです。冷めても美味しいのでお土産としても、とても喜ばれるんです。
天むすと言えば「千寿」が有名です。イートインもテイクアウトもできますが、食べられるメニューは天むすのみというこだわりの専門店です。上前津駅から徒歩5分の場所にあります。
テイクアウトの場合は5、10、33個入りがあり、味はノーマル・黒米・高菜入りのものとそれぞれ3種類。バリエーション豊かで色々な味を試してみたくなりますね。
最大の特徴は一口で食べられるお手頃サイズ。お米に対して天ぷらが大きいのでぷりぷりしたエビの食感が味わえ、ちょっと贅沢した気分です。しっとりした衣もご飯と合ってついつい手が進んでしまいます。
名古屋で手羽先と言えば、鶏の手羽先の唐揚げのことで、甘辛い味とゴマが特徴です。パリパリ食感とスパイシーさが人気で、ビールのお供にぴったりです。唐揚げ以外にも、甘辛く煮た手羽煮も名古屋では人気があります。
創業から40年以上の歴史を誇る世界の山ちゃんは、全国にも名が知れており、アジア地域にも出店する手羽先のお店です。栄店はその本店として、甘辛な手羽先を提供しており、ビールとの相性も良い名古屋では有名な人気店といえます。
季節に合わせた料理やその日限定の日替わりメニューなどもあり、手羽先以外にも楽しめる要素が満載です。店内は、大広間の74人まで入れる部屋があり、普通のテーブル席は一般的な洋風料理店の和も取り入れています。店員の雰囲気は良く、きちんとした接客をしてくれることでしょう。
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