貯金だけなんて勿体ない!資産運用をすぐ始めるべき理由と方法まとめ

貯金で資金を蓄えたり、手元の資金を運用して増やして行くことのが資産運用。社会保障制度や老後への不安が広がる中、早くから資産運用で資金形成をしておくことが大切です。

カナ*Kana さん

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まだ貯金だけ⁉今すぐ資産運用を始めるべき理由と期待できる効果

現在日本では、社会保険料や税金の増加、物価の上昇など、日々の費用負担が少しずつ大きくなってきています。日頃の生活の中で感じたこともあるのでは?

将来必要なお金を準備していくためには、ただ「ためる」だけではなく、少しずつでも「ふやす」ことが重要になってくるんです。

あなたの預貯金の中に、「当面は使う予定がないお金」、「現在眠っているお金」はありませんか?そうしたお金を投資にまわせば、自分の収入に加えて「当面使う予定がないお金にも働いてもらい、さらに収入を増やす」ことを目指せます。

貯金だけでは資産が増えないどころか、インフレにより目減りする⁉

確かに1990年頃まで日本の銀行金利は5%程あったので、銀行預金も安全で十分資産運用効果のある預け先でしたね。

しかし、時代は流れ今やマイナス金利時代。1000万円もの大金を銀行に預けても、1年間で得られる利子は千円足らず。10年でたった1万円のプラスにしかならない計算です。

インフレは、お金の実質的な価値の目減りを意味しています。これを防ぐには、モノの値上がり以上の金利を得る必要がありますが、すでに見たように、日本では長らく低金利状態が続いています。

資産が現預金のみの場合、インフレによって実質的なお金の価値が目減りすることがあります。

資産運用を早くに始めるメリット

資産運用を早くに始めると、少額から低リスクで資産形成が出来る上、複利効果を高めてより効率的にお金を増やすことが出来るというメリットがあります。

資産形成では「時間を味方につける」という言葉がよく使われます。少しでも早く投資を始めれば、運用で得た収益を再び投資する複利効果を生かす時間が長くなり、最終的に資産形成の大きな力になるからです。その点から見ると、20代でも老後に向けて早くから資産形成を始めることは重要だといえます。

年率3%で運用できる金融商品に25歳から毎月2万円を65歳まで40年間投資をした時の残高は、税金や手数料を考慮しなければ1900万円弱に達します。35歳の人が同じようなやり方で資産形成をしたとすると、65歳時点の残高は1200万円弱です。10年間の拠出額の上乗せ分240万円を念頭に入れても、この差はかなり大きく、10年早く始める効果が大きいことが分かります。

必要以上に怖がらなくても大丈夫!初心者も初めている資産運用法

資産運用や投資に取り組みたくても、「失敗したらどうしよう」という不安になるもの。

確かに資産の運用にはリスクもありますが、個人個人の特性にあった商品でリスクヘッジをかけた運用に取り組めば、必要以上に怖がる必要はありません。

ヘッジファンド
資産を預けるだけで、投資のプロが資産運用を丸々代行。

投資信託
資産運用の一部を投資のプロにお任せできる金融商品。

株式投資
株式の売買益や利益還元の配当金で、利益を重ねていく。

不動産投資
不動産の家賃収入や、売買益により利益を重ねていく。

金投資
金(金棒)の売買や金関連ファンド投資で利益を出す。

ロボアドバイザー
AI(人工知能)に資産運用を丸々代行してもらえる。

外貨投資
様々な方法で外貨(海外)へ投資し利益を出していく。

REIT
投資対象を商業施設を含む不動産とする、投資信託。

債券
債券を購入して、満期を待つことで利息を得られる。

保険
貯蓄型保険を利用し、貯蓄と同時に投資効果を得る

銀行預金
銀行にまとまったお金を預け、満期時に利息を受け取る。

FX
異なる2国間の通貨を、交換することでの差額を得る。

資産運用するならこれだけは必ず守りたい注意点!

◆投資は余剰資金で

資産運用初心者さんの心理として「もっと投資すれば儲かる」と思い込み、生活費などを投資に回してしまう人がいます。

ただ余剰資金以外で資産運用をしてしまうと、リスクを被った時に生活に支障が出る上、冷静な判断ができなくなってしまいます。

投資するお金は少額でも構いません、まずは余剰資金の範囲内で資産運用を始めましょう。

◆資産運用のリスクを知っておく

・価格変動リスク
投信に組み入れている株式や債券の価格が変動する可能性

・為替変動リスク
為替レートが変動する可能性。外国通貨建て資産に投資する投信の場合は一般に円高でマイナス、円安ならプラスの影響がある

・信用(デフォルト)リスク
債券などを発行する国・企業が財政難や経営不振などによって利息や償還金を定めた条件で支払うことができなくなる可能性

・金利変動リスク
金利が変動する可能性。一般に金利が上がると債券価格は下落し、金利が下がると債券価格は上がる

・流動性リスク
投資する市場の取引量などが取引の価格に影響を及ぼす可能性

・カントリーリスク
投資対象国・地域で政治・経済情勢に不安があったり、規制の影響を受けたりする可能性

◆分散投資と長期投資

分散投資は、投資対象を多様化させることで、資産運用に伴う価格変動リスクを低減させて好リターンをめざす有効な方法です。

すべての資金をひとつの金融資産に集中させると、運用がうまくいかなかった場合にはマイナス影響が資産全体に及びます。けれども値動きの異なる複数の資産に分散させれば、リスクを分散しながら、安定的な収益を期待することができるのです。

具体的な分散の方法は、国内外の国や地域、株式や債券など商品、円やドルなどの通貨と、積立などの時間で分けるという、大きく4つの考え方があります。

「長期投資」とは、短期間で売買をくり返すことなく、長期にわたって金融商品をそのまま持ち続ける投資のことです。投資期間が長くなるにしたがって、投資の平均収益率は安定していく傾向にあります。

◆知識がないまま大きな投資をしない

資産運用の勉強を全くしないまま、投資を行うのは危険なことです。投資はギャンブルや賭け事ではありません。きちんと分析を行い、ルールに沿って投資していくのが「正しい資産運用」と言えます。

まとめのまとめ

・銀行の預金だけではお金は増えない
・インフレでむしろ価値が目減りしてしまう可能性がある
・資産運用で眠っているお金を働かせて増やすのが大切
・資産運用は早く始めるほどメリットがある
・資産運用で失敗しないために最低限守っておきたいルールがある

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