【トリビアまとめ】剣道の試合で一本を取った後ガッツポーズをすると取り消しになる

昔懐かしの「トリビアの泉」を再検証!

FC2USER926778DHH さん

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当時の放送より

面・小手・胴の防具をつけ、竹刀を用いる日本独特の武道であるが

全日本剣道連盟常任理事の松永政美さんはこう語る。

Q.「一本取った後ガッツポーズをすると取り消しになる?」


「礼儀を重んじる剣道では、ガッツポーズは相手に対して失礼な行為とみなされるため、審判の権限で一本を取り消す事が出来るのです。

試合の規定がまとめられた「剣道試合・審判規則」を見てみると、

【試合者に不適切な行為があった場合は、主審が有効打突の宣告をした後でも、審判員は合議の上、その宣告を取り消すことができる。】

とある。

1994年のインターハイ山形県予選団体の部決勝。

先鋒 白✕赤〇
次鋒 白✕赤○
中堅 白○赤✕
副将 白○赤✕

赤白2対2の五部で迎えた大将戦。この勝負を制したチームがインターハイ出場となる。

赤が一本先取。

もう後がない白、必死に反撃。そして、白一本。

しかし・・・白、ガッツポーズ。

見逃さなかった審判。

白のガッツポーズについて協議。
そして…

皆さんも剣道の試合の際はガッツポーズにお気をつけ下さい。

【補足トリビア】
①剣道には礼節を重んじる武士道の精神が根底にあるため、「審判員または相手に対し非礼な言動をすること」はルールで禁止事項と決められている。ガッツポーズは相手に対して礼儀を欠いた行為とみなされ、主審が「一本」の宣告をした後でも取り消すことができる。
②今回のVTRは平成6年(1994)インターハイ山形県予選団体の部決勝戦、2対2で迎えた大将戦の場面で、投稿者の山崎さんはこの時、白(負けていた側)の副将で出場し、祈るような気持ちで大将戦を見ていた。
③大将がガッツポーズをした時、同じように自分もガッツポーズをしていたが、審判が集まりだした瞬間に事の重大さに気づいたそうで、一本が取り消されたときには「何やってんだ!」と思ったそう。

再検証しました

打突後に必要以上の余勢や有効を誇示した場合は一本を取った後でも取り消しになることが決められています。

試合で一本を決めた際にガッツポーズをすると販促になり一本が取り消しになってしまいます。

剣道試合審判規則 第27条によると『試合者に不適切な行為があった場合は、主審が有効打突の宣告をした後でも、審判員は合議の上、その宣告を取り消すことができる。』とあります。

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