【トリビアまとめ】アメンボも溺れる

昔懐かしの「トリビアの泉」を再検証!

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当時の放送より

アメンボのことなら大抵のことは分かる高知大学の原田先生はこう語る。

Q.アメンボも溺れる?


「アメンボの足の先っていうのは毛がたくさん生えていましてですね。足先から油を出して、それを塗り付けているんですけどね。それが、例えば洗剤などで取れてしまうと溺れてしまいます。」


アメンボがすいすいと泳いでいる水槽の中に、石鹸水を入れてみる。

すると・・・

救出したアメンボの足に、油のかわりにマヨネーズを塗ると

【補足トリビア】
①カメムシ目アメンボ科で学名Aquarius paludum(アクエリアス・パルダム)、「アクエリアス」は“水の精”、「パルダム」は“沼”という意味である。
②ボウフラを主に食べ、川や水辺で溺れた虫も食べる。
③日本国内に19種類、世界には562種類のアメンボが生息している。
④現在、生活排水などでアメンボの足先の油がとれ、溺れて死んでしまうことが多く、数が減っている。

再検証しました

表面張力で水に浮く。そのため、石鹸水などの界面活性剤の入った水に入ると表面張力が働かなくなり、溺れてしまう。

石鹸などの界面活性剤が水に含まれて表面張力が弱まると、アメンボは浮くことができず、溺れ死んでしまう。

アメンボは足先から分泌される油を足の毛にまとわせて浮いていますが、油が無くなると沈んでしまいます。

アメンボの足に細かい毛がついていて、表面張力で浮いているのです。なので、表面張力を下げるようなことをすると溺れます。具体的には洗剤を垂らすなどです。

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