住みたい家をしっかり思い浮かべて、生活する空間の雰囲気をどうしたいのか考えておく必要があります。そうして明確なイメージを持てるようになることが、家づくりの最初のステップということです。次は、そのイメージどおりの理想的な仕上がりを目指すために、業者や予算といった施工に関する具体的な事項を決定していくことになります。
おしゃれな家にするためには「デザインコンセプト」の方向性をしっかりと把握し、構造体に使われる素材をはじめ、インテリアなどにより色調を合わせるなどし、全体の「印象を統一させる」ことが大事です。
空間全体をおしゃれな雰囲気にするためには自分たちが表現したい家のテイストを決め、使う素材や、色を統一する必要があります。
ブルックリンスタイルだったらブリックタイルや古材など、ホテルライクな家だったら石だったり、節が少ない木で家に統一感を出します。
POINT1:外壁の色は同系色、柄で表情をつける
住宅の外観の印象を決める要素として、大きな部分を占めるのが「色」と「柄」。色はベース色とアクセント色を同系色でコーディネートすると美しくまとまる。同系色の中でも、色の濃淡や彩度の組み合わせ次第で外観のイメージは変わるので、イメージしている配色の組み合わせを見つけよう。
POINT2:屋根は「形」と「色」で選ぶ
外壁の雰囲気に合わせて屋根材を選ぶには、形や色、けらば、役物(レンガや瓦などで隅や棟などの特定の場所に用いられる装飾)が外観に与えるイメージを知ることが大切。屋根のデザインや厚みによって、外観の印象は変わり、厚みがあり直線的なデザインになると重厚感が増し、薄く小割り感のあるデザインは軽快で若々しい印象に。
壁を大胆に塗ってしまうという方法もあります。色の効果というのは大きいもので、ある一面を塗るだけでも、落ち着いた雰囲気にも明るい雰囲気にも自由自在に演出することができます。どんなお部屋の雰囲気にしたいかを考えながら、設計時に壁の色も検討していきましょう♪
壁の装飾として、レンガやタイルを配置するのも人気のデザインスタイルです。取り入れ方も、一部にタイルをアクセントとして取り入れる方法もありますし、壁全体を大胆にレンガにしてしまう方法おあります。家全体のスタイルに合わせて壁すらもおしゃれに、そしてかっこよくしてしまいましょう!
内装をおしゃれにしたい場合は、その願いを叶えられる可能性が高いところを選ぶことが欠かせません。
注文住宅の家づくりは建築会社で決まると言われるほど「依頼先をどこにするのか?」ってことは大事。
自分たちが表現したいテイストが何か?って事をある程度絞り、施工事例やSNSを見て表現できそうな建築会社のOPENHOUSE(見学会)に行くのもオススメ。
まずは趣味や好きなものを尋ねることからヒアリングをし、徐々に好みやこだわりを理解して、アイディアを提案していく…というプロセスを採用。満足度の高いデザイン住宅が手に入ります。
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