マンションは経年とともに劣化していきます。鉄部が錆びたり、外壁が汚れたり、給排水管が漏水したりすると、居住者が快適に過ごせないだけでなく深刻なトラブルに発展することも・・・。結果として、マンションの資産価値が下がっていきます。
大規模修繕の第一の目的は、劣化したマンションの機能と美観を初期の状態に戻すこと。資産価値を回復させるための工事だと言えます。
マンションの大規模修繕が必要な理由とは?おすすめの業者について
マンションは丈夫な建物とは言っても、修繕が費用ではありません。
今回はマンションの大規模修繕が必要な理由や、おすすめ業者についてまとめました。
時代の流れとともに、以前は住みやすかったマンションが住みにくくなってくることがあります。例えば、最近ではエコ志向が高まり、オール電化が注目されていますが、このようなニーズに応えて居住者の暮らしを向上させるには、オール電化に対応するための工事が必要になってきます。また、居住者の高齢化が進めば、マンションのバリアフリー工事も必要になってくるでしょう。
劣化を放置してしまうと、劣化の進み具合は加速します。逆にひび割れが小さなうちに埋めたり、給排水管などの清掃を定期的に行えば、劣化を最小限に抑えることができます。大規模修繕(計画修繕)とは、生活に支障が出るまで劣化が進行して初めて行うのではなく、建物を常に最良の状態に保つために定期的に行っていくもの。それが大規模修繕の意義なのです。
コンクリートの一部が崩落するような建物を修繕するのと、劣化の初期段階にある建物を修繕するのでは、かかる費用もまるで違います。建物を長く良好な状態に保つために、定期的な大規模修繕は欠かせないものなのです。
カシワバラ・コーポレーションの原点は「塗装」です。
そこからインフラメンテナンス事業、マンション大規模修繕事業へと領域を広げてきました。
変化の激しい現代では、ますます柔軟な対応が求められていきます。
創業時より受け継ぐ「お客さま目線を徹底する」という姿勢を大切に、私たちは、建物の価値を支え続けます。
マンションの大規模修繕工事と新築工事では技術・工程・現場管理体制が大きく異なります。
特に改修工法のご提案や居住者様・近隣にお住まいの方の生活を考慮しての施工計画策定など、幅広い知識と高度な技術力を必要とします。
出典 株式会社サカクラ
大規模修繕工事は「12年周期」で考えられることが多いです。これは建築基準法で、築後10年を経過した外壁がタイル貼りなどのマンションは、3年以内に外壁の全面打診調査を行う必要がある、と定められていることと関係があると言われます。
マンションの大規模修繕工事は長期修繕計画に基づいて行われ、25~30年の長期的スパンで考えるべきものです。12年周期をひとつの目安として、工事と費用を確保するためのロードマップを作成しておきましょう。
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