ウェットスーツをまとったアスリートたちが、湖面に向かってスタートの号砲を待っている後姿です。全員が多くの苦難を乗り越え、そして今から始まる挑戦への覚悟を携えてそこに立っていて、彼らが胸に秘める期待や興奮は、静かな湖面にすぅーっと吸い込まれていく。
まさに孤独な戦いに挑む姿を象徴する光景ではないでしょうか。
初心者でもトライアスロンはできる?注意したいことは?
トライアスロンにはさまざまな魅力があります。
今回は初心者でも参加できるのか、注意点や魅力についてまとめてみました。
日本でも、トライアスリートに対する評価は非常に高いものがあります。困難なことに自ら身を投じ、目標を達成し、さらにそれを楽しみさえするのですから、私が会社の採用担当者だったらトライアスロン愛好者はやはりポイント高いですね。
トライアスロンを完走するためには長期間のコツコツとした練習が必要ですし、競技時間も長いです。そのため完走した時の達成感が高いことは想像しやすいと思います。
トライアスロンのタイムや完走率はコース、当日の気象条件の影響を大きく受けるので、他の選手と競うだけでなく自然環境や自分との戦いという面も大きな競技です。また、3種目あるので種目ごとの順位というのもあります。
芸能人のトライアスロン挑戦企画でコーチを務めるなど、初心者をトライアスリートに育て上げるノウハウをお持ちのチームケンズトライアスロンスクールの原田雄太郎ヘッドコーチにトレーニング計画の行い方、そして実際にどんなトレーニングをするのかを聞いてきました。
競技者の年齢層も10代~70代までと幅広く、最も多いのは30代~50代です。3種目をミックスした競技性からピーク年齢は他のスポーツと比べても高く、50代から始めて60代でベストタイムが出た。という方も希ではありません。
フルマラソンではトップ選手は2時間強、初心者は4~時間かかります。またトライアスロンの平均完走率は90%以上と棄権する選手が非常に少ない特徴があります。これらのデータから、トライアスロンは、実は安全で身体へのダメージも少ないスポーツなのだとわかります。
それまでの競技で体力を消耗していることに加えて、地面からの照り返しもキツイです。バイクだとスピードが出ているのである程度涼しかったりしますがランではそうもいきません。そういったことから、競技中の水分補給はもちろん塩分の補給も意識的に行いましょう!そういったサプリメントもあります。
ランに入る前にすでに海で泳いで、40kmも自転車に乗っているということです。これは、ご自身が思っている以上に大きいです!走り出してすぐに、その違いに気づくと思います。”足が動かない!!!”ということに。
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