圧迫骨折の治療実績が豊富な病院は?

圧迫による骨折は、通常の骨折より治療が難しい場合も少なくありません。
圧迫骨折の治療実績が豊富な病院に相談して、確かな技術で治療してもらいましょう。

FC2USER577663JIL さん

11 PV

圧迫骨折の特徴

圧迫骨折は、通常の骨折とどのような違いがあるのでしょうか。

脊椎圧迫骨折とは背骨が押しつぶされて変形してしまう骨折で、骨が弱いお年寄りに多いのが特徴です。尻もちをつくなど転倒が原因で起こることもありますが、重い物を持ったり、せきやくしゃみをしたりなどのちょっとしたきっかけでなることもあります。

骨密度が少ない患者さんは担当の医師と相談して、骨粗鬆症の治療を受けることが重要です。

骨折が椎体の前壁にとどまる場合には、つぶれた椎体はくさび状に変形しますが、通常は神経症状を伴いません。この状態を「圧迫骨折」と呼んでいます。

圧迫骨折の治療方法

圧迫されてつぶれた状態の骨は、繊細であるため慎重に治していかなくてはなりません。
圧迫骨折の症状に合った方法で、適切に治療をしていきます。

■保存的治療

コルセットやギプスを装着したり、ベッドの上で安静にしたりします。
また、痛み止めや、骨粗しょう症のお薬を使用します。

コルセットを巻いたまま生活する必要があるため日常の活動が制限され、長期の入院が必要になることがあります。
また、長期間、ベッドの上で安静を保っていると御高齢の方では著しい筋力低下や見当識障害が発生することもあります。

■外科的治療法

圧迫骨折は、強い痛みを伴うケースもあるため、疼痛の緩和につながる外科的治療が選択されることもあります。

2~3か月治療を続けても骨が結合せず痛みが続く場合は手術を検討します。最近では椎体形成術のひとつ、バルーン・カイフォプラスティー(BKP)が行われます。潰れた骨の中に特殊な針を挿入します。その針の先からバルーンを膨らまして、骨を元の形に復元します。その空間を満たすように、骨セメントを注入して元どおりに修復するのです。

まひや下半身のしびれなどの神経症状があらわれた場合は、骨折した骨にスクリューなどの金属を埋め込み固定する椎体除圧固定術などの手術を検討します。

当院では、疼痛を出来るだけ早く軽減し、生活への支障が減少し、偽関節化の危険を軽減するために、骨セメントを使った低侵襲手術による治療法を採用しています。

圧迫骨折の治療でおすすめされている病院

圧迫骨折の治療には、高い技術力が求められます。
実績豊富な病院を選んで、正しい説明を受けながら、安心して治療に臨みましょう。

■新横浜スパインクリニック

腰・首に特化した専門病院として、圧倒的な治療実績をもっている。

数か月~半年間、保存治療や対症治療(リハビリ、ブロック注射、鍼灸等)を行っても改善がない場合には、手術が選択肢の一つに入って来ます。
当院は、この段階の方を主な対象者とした、頚・腰のみに特化した手術専門の病院です。

品川志匠会病院
〒140-0001 東京都品川区北品川1-29-7
03-5781-0700

■総合東京病院

高齢者の女性に多い骨粗鬆症による脊椎の圧迫骨折。なかなか有効な治療法がなかったが、圧迫されてつぶれた骨の中に、安全に骨セメントを注入して補強する治療法が開発されています。手術は30分程度で、早ければ翌日には歩け、早期退院が可能。寝たきり防止が期待されています。

新治療法は「バルーンカイフォプラスティ(BKP)」と呼ばれます。BKPは1990年代後半に米国で開発されました。日本では平成23年1月から健康保険適用となっています。当院脊椎脊髄センターでも当初よりこの治療に取り組んでいます。

総合東京病院
〒165-8906 東京都中野区江古田3-15-2
03-3387-5421

■あいちせぼね病院

  • 1
  • 2
PR