ポケットWiFiにも審査がある!?

申し込んだその日から使えることも多いポケットWiFiですが、実はクレジットカードなどと同じように契約には審査があります。

FC2USER886564GAD さん

18 PV

ポケットWiFiの審査には2種類ある

WIMAXやポケットWIFIなどモバイルルーターによる
モバイル通信サービスを提供している会社は多数あります。

このような会社のWEBサイトを見たりすと
「お申込みの審査後に発送」とか
「開通審査」
などの言葉が書いてあったします。

モバイルルーターの会社がいっている審査には大きく2種類ある

基本的には与信審査と開通審査の両方をパスしないと、
ポケットWiFiを持つことはできません。

与信審査ってどんなもの?

与信とは、取引相手に「信用を供与すること」です。

モバイルルーターを申し込んだ人への端末の発送、代金の回収、
サポートセンターなど事業運営には様々ななコストがかかります。

買ってくれる人(ユーザ)は確実にお金を払ってくれる人でないと
これらのコストを払えなくなり最悪の場合、倒産してしまいます。

そうはならないように、契約前にその人がちゃんとお金を
払ってくれる人か信用に値する人なのか、審査するわけです。

どの会社もクレジットカード払いを推奨しています。
なぜかというとすでにカード会社で与信審査をしているから。
改めて申込時に自分の会社で与信審査をしなくていいので
手間が省けます。

与信審査では、ポケットWiFiの会社に自分が信用できる人間かどうか
確かめられています。

でもクレジットカードを持っていると、
与信審査が省かれることもあるんですね。

与信審査では何を見て審査している?

「信用情報」とは、クレジットカードやローン契約した際に残る
個人の履歴情報になります。

具体的にはクレジットカードやローンを利用したときの返済、支払い、
未払いなどの状態です。

日本には主に三つの信用情報機関があります。

日本信用情報機構(JICC):消費者金融、クレジットカード会社、
信販会社

指定信用情報機関(CIC):クレジットカード会社、信販会社

全国銀行個人信用情報センター(KSC):銀行の住宅ローン、
カードローン

この3つの間でも信用情報が情報交換されています。

クレジットカード会社などの「加盟会員」の会社が参照できます。

ドコモやau、ソフトバンクなどは会員になっているので
参照できます。

ドコモなどの大手携帯キャリアでスマホやポケットWiFiを契約する場合は、
信用情報機関の信用情報を元に審査される。

ポケットWiFiの与信審査基準は事業者によって違う?

一般社団法人電気通信事業者協会(TCA)という団体が
「不払者情報の交換」を行っています。
登録されている対象者は「料金不払いのある人」です。

交換情報の内容は次のものです。
氏名
生年月日
性別
住所
契約解除前の携帯電話・PHSの電話番号等
連絡先電話番号
料金不払いの状況

このTCAという団体に加入しているモバイルルーターの会社で
契約する場合は参照している可能性があります。

携帯キャリアなどの電気通信事業者が加盟する
一般社団法人電気通信事業者協会(TCA)では不払者情報の
交換をしています。

電気通信事業者の間で不払者の情報を共有しているということ

もし未払い(不払い)の記録がTCAの事業者間で
共有されていたとしても
モバイルルーターの審査に通るかは、
あくまでその会社の審査基準によると思われます。

TCAに加入していないモバイルルーター会社の場合は、
自社での未払い情報のみ参照している可能性が高いと考えます。

要するに過去に未払いをしていると与信審査に通らない可能性が高いということですね。

初めてポケットWiFiを利用する場合は、ほとんど与信審査がパスできるとも言えます。

開通審査では何が見られる?

開通審査は事務処理としての確認です。

  • 1
  • 2