マンション投資はミドルリスク・ミドルリターンを見込める投資方法として人気です。
マンション投資でありがちな失敗とは?メリットやデメリットも紹介!
年金問題が叫ばれる昨今、リスクの低い資産運用の重要性に注目されています。
中でも人気が高いのが、マンション投資です。
マンション投資をおこなう際の注意点について、詳しくまとめました。
マンション投資には、プランニング、投資用マンション選定、資金調達、リフォーム、賃貸運営、売却という六つの局面があり、それぞれのリスクとリターンのバランスを総合的に評価するべきだと私たちは考えます。
上記の通り、マンション投資はミドルリスクで始めやすい投資ですが、注意点を押さえていなければ失敗につながることも少なくありません。
マンション投資の失敗ケースについて、知っておきましょう。
購入してから最初の数年間は、その思惑通りに空室を発生させることもなく、入居率はほぼ100%を保つことができていました。ところが5年を過ぎたあたりで、なんと大学が移転を発表。少子化による定員割れが目立ってきていたので、学生から敬遠される傾向のあった主な学部を都心へ移動させ、そのキャンパスには1学部のみを残す、という起死回生の策を学校側がとったのです。
実際に購入し、室内を見ると返済が滞った人が住んでいただけに、残置物や溜め込んだゴミが山のようになっていて惨憺たる有様でした。部屋の内装もひどい状態で、壁紙の交換や床の貼り替えが必要なのはもちろんのこと、トイレや風呂などにも垢やサビが目立っており、賃貸に出すには、これらも取り替えないと使い物になりませんでした。
ワンルームマンションは単身者向けなので、就職や結婚を機に出ていく方が多いのです。そのため、家族連れをターゲットにしている部屋よりは入居期間が短くなります。
ワンルームマンション投資をしていて、予想よりも入居期間が短いことによって収益が低くなる失敗事例は少なくありません。
要は、そのエリア自体に人気があれば賃借人は集まりやすいので、仮に入居期間が短くても、空室期間を減らすことで収益は改善します。また、大学が近くにあったり、駅から近かったり、人気施設が近くにあれば、退去率自体も下がるでしょう。
「物件価格を値下げしました」という書き出しに惹かれ、早速問い合わせをし、お得感に背中を押されてほとんど迷いなく購入しました。
本当は購入前に、自分で物件価値を調べておけば良かったのですが……
事情があって物件購入わずか2年で、売却することになりました。
業者から提示された売却価格は、なんと購入時より30%も下がっていました。
安定して家賃収入を得られるようになれば、年金の不足分を補う収入源として活用できるでしょう。公的年金だけでは老後に余裕のある暮らしを送るのが難しいとされています。しかし、マンション投資は少額から始められ、長期にわたって収入が得られます。私的年金として収入が入るので、老後の資金に不安のある人もはじめてみてはいかかでしょうか。
マンション投資に特化したメリットとしては、不動産の中でも流通の多いタイプだということだ。さらには手頃なワンルームマンションから高価なタワーマンションまで予算にあった資産を選択することができる。
経年変化により、建物は老朽化していきます。老朽化した建物をそのままにしておくと、次の入居者を見つけにくくなり、空室リスクが高くなります。
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