過払い金とは、借入れの上限金利を定めた法律「利息制限法※」の利息で計算し直し（引き直し計算）したときに、借金がゼロになってからも支払い続けていたお金です。法律上、返す必要のないお金まで返したわけですから、当然、貸金業者に対して返すよう請求できます。

過払い金の発生は、次のようなことが原因となっています。かつて消費者金融などの貸金業者や、貸金業者からの借入れについて定めている法律「貸金業法」においては、貸金業者は、「出資法※」で定める年利29.2％以内であれば、「利息制限法」の上限を超える利息を取ってもいいことになっていました。そのため、これまで多くの貸金業者が、年利29.2％近くの高い利息でお金を貸し付けてきました。この、「利息制限法」を超えるけれども、貸金業者が受け取ってもいいとされていた利息が、いわゆる「グレーゾーン金利」と呼んでいます。

友人と一緒に口コミなどで評判の良い事務所を探し、すぐに相談をすることにしました。

専門家のシミュレーションによると、アイフルには過払い金160万円が、レイクへは過払い金66万円が生じているとのことでした。

ただ、満額の返還にこだわると時間はかなりかかる可能性があるともいわれます。借金の返済がなくなるだけでも楽になると考えた依頼者は早期の解決を依頼しました。

何度かの交渉の末、2カ月半で和解が整います。和解した過払い金の金額は、アイフルが64万円、レイクは49万円です。それぞれ残りの借金に充当して借金はゼロになりましたが、余剰分のうち司法書士への報酬を払うとあまり手元に現金は残りませんでした。

ただ、長年続いた返済の負担がなくなったことで生活の見通しが立つようになったそうです。

依頼者は、「過払い金を教えてくれた友人にも、すばやく解決してくれた専門家の先生にもすごく感謝しています」と明るい表情で話していました。

最初は自分に過払い金があるのかを調べてもらうまで、何度もホームページを見ては勇気が出ず断念していました。でもホームページの利用された方の声や事務所の雰囲気をみて思い立つ事が出来ました。それからは安心してお任せでき手続きも簡単でとても親切に対応していただきあの時連絡して本当によかったと思っています。
ありがとうございました。