時効の援用とは?時効の援用を適用させるコツ

借金で首が回らなくなったとき、時効の援用を適用できると楽になります。
時効の援用の詳細と、成功させるためのコツについて取り上げました。

FC2USER577663JIL さん

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時効の援用とは?

キャッシングやローンを利用したことがある人でも、時効の援用を知らないというケースは多いかもしれません。
まずは、基礎の部分から理解していきましょう。

時効の援用とは、借金を放棄する意思表示のことです。

時効の援用は、借金した本人以外に「保証人」も行うことができます。

時効の制度を利用すると、その借金を0円にできます。

ただ、誰でも利用できるわけではありません。時効を援用するためには、時効期間が経過するまで待つ必要があり、その間、借金の取り立てなどを受けないことが必要だからです。

時効の援用を適用させるための条件

時効を迎え、時効の援用が成立すると借金が0になるため、もちろん簡単に適用できるものでもありません。
以下の条件を満たすことで、はじめて成立の期待がもてます。

■最後に支払ったタイミング

最後に借金の支払いをしたときから5年以上経っていること。

なお、個人間の取引で発生した債権の消滅時効は10年ですので、ご注意ください。

■債権者による裁判

裁判を起こされると、経過した時効期間はリセットされます。

時効がリセットされてしまうと、また新たに消滅時効にかかるまで、時効の援用はできません。

なお、住所変更などしていると、知らない間に、債権者に裁判を起こされている場合もありますので、注意が必要です。

■取引履歴開示請求

時効完成日を正確に知るためには、債権者に取引履歴開示請求をしなければなりません。

取引履歴には、借金の契約内容や返済履歴などが記載されており、それによって最終返済日を確認することができます。

■時効援用通知

消滅時効援用通知書が先方に届いた時点で、借金の返済義務がなくなります。

確実に時効の援用を適用させるポイント

上記の通り、専門的な条件を多数クリアしなければならないため、時効の援用成立は決して簡単ではありません。
ポイントを押さえて、適用の成功を目指してください。

専門的な知識が必要となるため、個人で行うにはややハードルが高いのも事実ですので、行使をお考えの方は、一度法律家に相談してみるのがよいでしょう。

要件を満たすためには、返済のタイミングが非常に重要で、タイミングを誤ると消滅時効の援用の行使ができなくなる(喪失してしまう)ことがあります。

時効の援用のサポート実績が豊富な専門家

知識豊富な専門家にサポートを受ければ、法律に詳しくない人でも落ち着いて時効の援用成立を目指すことができます。

■行政書士スカイ法務事務所

時効援用手続きや個人信用情報の問題に関して、経験豊富な専門行政書士が対応いたします!

お申し込みから時効援用手続き終了まで、当事務所にお越しいただかなくても手続きは可能です。

行政書士スカイ法務事務所
大阪府岸和田市宮本町41-1 ツキシロビル3F
TEL :072-431-1810

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