倉庫を建築するならどんなスタイルがいい?

環境に合った倉庫があると、物の収納や整理が捗るため便利です。
倉庫にはいくつかのスタイルがあるため、最適なタイプを選んで建築しましょう。

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倉庫の重要性

そもそも、倉庫にはどのような重要性があるのでしょうか。
倉庫に期待できるメリットを、まとめました。

物を保管する。また必要な物を必要な時期に出荷する。古代から現代までの変わらない機能はもとより、物の流れ「物流」、取引の流れ「商流」、さらに情報の流れ「情報流」に対する重要性が高まっています。

またインターネットの急速な普及によってオンラインショップなど店舗を持たない販売形態が広がりを見せていますがそこにも倉庫の持つ重要性は高まっています。

在庫は会社の利益を決める大切な指標です。

売上総利益(粗利)=売上-売上原価

売上原価 = 期首在庫棚卸高 + 当期在庫仕入高 - 期末在庫棚卸高

在庫が分からないということは、利益が分からない
ということです。

倉庫建築でおすすめのスタイル

一口に倉庫といっても、実はいくつかのスタイルに分かれます。
自社に適したものが選べるよう、代表的な種類を知っておきましょう。

「普通倉庫」は、農業、鉱業(金属、原油・天然ガス等)、製造業(食品、繊維、化学工業、紙・パルプ、機械等)といった幅広い産業の様々な貨物に加え、消費者の財産(家財、美術品、骨董品等)も保管します。法律上の分類により一類倉庫、二類倉庫、三類倉庫、野積倉庫、貯蔵槽倉庫、危険品倉庫と6つに分類されます。

風雨や日光等による影響をほとんど受けない原材料(鉱物及び土石、原木等)、れんが・かわら類など野積みの状態で保管することが可能な物品(第4類~第5類物品)

「冷蔵倉庫」は、摂氏10度以下の低温で生鮮食品や冷凍品を保管する倉庫です。防火・防水・防熱・防湿及び及び冷凍設備などについて施行規則に詳細に規定されています。保管可能温度差によって次の通り7つに分類されています。

■テント倉庫

骨組みを組んだ上からシートを張るシンプルな構造が特徴のテント倉庫。そのシンプルさゆえ工期が短くて済み、費用も最も安く抑えられるのが大きなメリットです。また、増設や解体が容易にできる点や、修繕が手軽に行える点も魅力。室内が明るいため省エネも可能です。

■トランクルーム

平成14年に施行された「倉庫業法」には、トランクルームの認定制度が設けられました。
こちらは、物流で活用する倉庫とは違い、主に個人の財産を保管する倉庫として認知が高いです。
財産だと思う物は人それぞれですが、骨董品・書籍・家財などどれも大切な物に違いありません。

倉庫スタイルの選び方

上記の通り、倉庫のスタイルは他種に渡ります。
こうした倉庫のスタイルを選ぶときのポイントを、ご紹介します。

物流倉庫には用途に合わせた設備や形式を備えた多岐にわたる種類があります。

書類を扱う倉庫とアパレル用の倉庫では、床荷重などの構造からスタッフの商品取扱知識が大きく異なります。

また、冷蔵品には冷凍施設、鉄骨などの重量物にはクレーン装置、コンテナによる入出庫には広いヤードなど、それぞれ取扱品ごとに必要になるものがあります。

倉庫利用時の注意点

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